可愛い我が子の誕生日を特別なものにしたいと考える親は多いと思うが、ドバイのある実業家の女性は息子の12歳の誕生日に高級車であるロールス・ロイスをプレゼントした。しかし彼女に対して「やりすぎでは?」と多くの非難が集まっている。『The Sun』『RedChili21 MY』などが伝えた。
アラブ首長国連邦ドバイに住むグリナラ・ムケディノヴァさん(Gulnora Mukhedinova、34)は、ウエディングドレスを扱う会社で社長を務め、高級ビューティーサロンの経営もこなす敏腕の女性実業家である。そんな彼女のInstagramは現在85.3万人以上ものフォロワーが集まるほどの人気となっている。
ところが今年7月10日、グリナラさんが12歳の息子のラナム君(Rannum)に贈った誕生日プレゼントをInstagramに公開したところ大きな物議を醸した。写真には高級車ロールス・ロイスの前でグリナラさんとラナム君が一緒に微笑んでおり、「ハッピーバースデー! 私の愛する息子ラナム。あなたは私の人生でもっともかけがえのない存在よ。ママもパパもあなたを愛しているわ」と記していた。
『The Sun』によると、このロールス・ロイスは新車だと25万ポンド(約3470万円)もする高級車とのことだが、これと同等の車種について一部の高級車を紹介する情報サイトでは「ロールス・ロイスのシリーズの中では非常にお求めやすい価格」と謳っている。
このグリナラさんの投稿は、富裕層の写真をシェアしているInstagram「Rich Kids Of The Internet」でシェアされ、さらに多くの反感を買ってしまったようで次のような意見が届いた。
「なんて愚かなことをしているの!」
「ただ、見せびらかしたかっただけでしょ!」
「これって、自分のためだけにしたんじゃないの! 本当は息子を愛してないんじゃないの!」
またロールス・ルイスを贈られたラナム君だったが、ドバイでは自動車免許が取得できるのは18歳からとなっている。よって彼はこのロールス・ルイスを運転するには、あと6年待たなければならない。そのため「車はガレージの中に6年入りっぱなしだね。バカ親だな」と揶揄する声も見られた。
グリナラさんの投稿は口コミによって広まり、今月になって英メディア『The Sun』が彼女のことを報じたことでさらに注目が集まってしまったようだ。しかし非難の声の中には、少ないながらも彼女を擁護する声もあがっている。
「親が自分の子供のために何を買おうがそれは彼らの自由だ。」
「もうみんな、非難するのはやめようよ。この家族は自分たちのために自由に使えるお金を一生懸命働いて稼いでいるのよ。」
いずれにしても多くの非難を浴びてしまったグリナラさんだが、彼女の会社を宣伝する良い機会となったようだ。
ちなみにグリナラさんが経営しているウエディングドレスの会社「BARAVIA」の公式ウェブサイトにある彼女のプロフィールには、出身がウズベキスタンとあった。人生の拠点をドバイに移し実業家として成功するには、並々ならぬ苦労があったことだろう。
画像は『Gulnora Mukhedinova 2020年7月10日付Instagram「Happy birthday my love @rannum_h.xx you are the most beautiful thing it happened in my life me and daddy love you」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
アラブ首長国連邦ドバイに住むグリナラ・ムケディノヴァさん(Gulnora Mukhedinova、34)は、ウエディングドレスを扱う会社で社長を務め、高級ビューティーサロンの経営もこなす敏腕の女性実業家である。そんな彼女のInstagramは現在85.3万人以上ものフォロワーが集まるほどの人気となっている。
ところが今年7月10日、グリナラさんが12歳の息子のラナム君(Rannum)に贈った誕生日プレゼントをInstagramに公開したところ大きな物議を醸した。写真には高級車ロールス・ロイスの前でグリナラさんとラナム君が一緒に微笑んでおり、「ハッピーバースデー! 私の愛する息子ラナム。あなたは私の人生でもっともかけがえのない存在よ。ママもパパもあなたを愛しているわ」と記していた。
『The Sun』によると、このロールス・ロイスは新車だと25万ポンド(約3470万円)もする高級車とのことだが、これと同等の車種について一部の高級車を紹介する情報サイトでは「ロールス・ロイスのシリーズの中では非常にお求めやすい価格」と謳っている。
このグリナラさんの投稿は、富裕層の写真をシェアしているInstagram「Rich Kids Of The Internet」でシェアされ、さらに多くの反感を買ってしまったようで次のような意見が届いた。
「なんて愚かなことをしているの!」
「ただ、見せびらかしたかっただけでしょ!」
「これって、自分のためだけにしたんじゃないの! 本当は息子を愛してないんじゃないの!」
またロールス・ルイスを贈られたラナム君だったが、ドバイでは自動車免許が取得できるのは18歳からとなっている。よって彼はこのロールス・ルイスを運転するには、あと6年待たなければならない。そのため「車はガレージの中に6年入りっぱなしだね。バカ親だな」と揶揄する声も見られた。
グリナラさんの投稿は口コミによって広まり、今月になって英メディア『The Sun』が彼女のことを報じたことでさらに注目が集まってしまったようだ。しかし非難の声の中には、少ないながらも彼女を擁護する声もあがっている。
「親が自分の子供のために何を買おうがそれは彼らの自由だ。」
「もうみんな、非難するのはやめようよ。この家族は自分たちのために自由に使えるお金を一生懸命働いて稼いでいるのよ。」
いずれにしても多くの非難を浴びてしまったグリナラさんだが、彼女の会社を宣伝する良い機会となったようだ。
ちなみにグリナラさんが経営しているウエディングドレスの会社「BARAVIA」の公式ウェブサイトにある彼女のプロフィールには、出身がウズベキスタンとあった。人生の拠点をドバイに移し実業家として成功するには、並々ならぬ苦労があったことだろう。
画像は『Gulnora Mukhedinova 2020年7月10日付Instagram「Happy birthday my love @rannum_h.xx you are the most beautiful thing it happened in my life me and daddy love you」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)