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【エンタがビタミン♪】石原さとみ、昨年末34歳の誕生日に感じた“絆”や“愛” 左手薬指に指輪は見られず

TechinsightJapan 2021年1月3日 15時58分

女優の石原さとみ(34)が、3日に開催された新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』(テレビ東京)のオンライン記者会見に出席した。昨年10月に自筆の結婚報告文を公開、年内の良き日に婚姻届を提出する予定とされていたが、その通りであれば新婚で初めての正月となる。石原は家族にもなかなか会えない現在だが「すごく絆とか愛を感じる瞬間でした」とある出来事を振り返った。

3日に俳優の寺尾聰、向井理、勝地涼とともに、4日に放送される新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』 のオンライン記者会見に登場した石原さとみ。石原は落ち着いた色使いの大きな花柄のロングワンピースを着用。左手中指には大きな石のついた指輪をしていたが、薬指には結婚指輪は見られなかった。冒頭の挨拶では「明けましておめでとうございます」と微笑んだ。

岡田惠和氏によるオリジナル脚本の同ドラマだが、岡田氏は「脚本家になってすごい幸せだなと思った仕事でした」などと動画にてメッセージを寄せた。これに石原さとみは「嬉しいです。本当に岡田さんの作品に出たかったので」と念願叶って岡田惠和作品に初出演でき、「こういう役がやりたかったんです。それがこのチームでできたことが本当に幸せです」と役への思いを明かして目を輝かせた。



同作では、余命宣告をうけるも明るく前向きに進もうとする田渕ゆり子を石原さとみが演じ、その父親を寺尾聰が、ゆり子の夫を向井理が演じる。物語は突然実家の父親のもとにゆり子が帰省するところから始まる。ぎこちないながらも久しぶりの父娘の温かく穏やかな生活が始まるが、ゆり子はある決断を胸に秘めていた。一人の女性と、彼女を取り巻く家族の絆を描いた愛と感動のドラマに仕上がった。

その物語のテーマの1つでもある絆について、石原は「絆の強さだったりとか、ありがたさというか、年々増しています」と切り出してから、「去年12月(24日)に誕生日を迎えたんですけど、仕事仲間や家族と今会えないので、会えない分、活字にしてくれて…。寄せ書きを何十人からいただいて、それが本当に嬉しくて」と思い起こした。さらに「宅急便が届いていて、ファンの皆様がアルバムを作ってくださって、この1年近く会えなかったなかでも直接的でなくても思いは伝わるんだなと。すごく絆とか愛を感じる瞬間でした」と振り返った。そして「埃をかぶらないように関係性を築いていくのがどれだけ大事なんだろうと感じた瞬間でした」としみじみと語った。

石原さとみと「夫婦役として距離を縮めたいという思いはあった」という向井理は、石原と仕事の他にも料理やオリンピックの話もしたそうだ。その向井は絆について、「十年前にテレビ番組で島根に行かせていただいて、鶴瓶さんと。(そのロケで知り合った)農家の方と10年間いまだに文通をしています。梨や筍を贈っていただいて。SNSの時代ですけど、そのなかでもお互いの近況報告とかやりとりをするのが素敵なことだと思って」と意外なエピソードを披露した。今年の正月に家族に会ったばかりという勝地涼は「コロナで会えない時期があったんですけど、一緒に食事しているだけで、家族だなと感じました。大事にしていかなきゃなとコロナで会えない友人にも感じますね」と語った。

同作について「ただ日常生活を送ることが価値がある」ということが伝わるという石原は、1年半前だった撮影時にはこのドラマのような日常が「尊い」と思っていたという。しかし新型コロナウイルスにより日常生活が一変した現在は「羨ましい」と感じているそうだ。「このドラマのような世界が、時間が、戻ったら…。新年から理想を描きながらも温かくて幸せな気持ちになっていただけたら」と期待を込めた。

ベテランの寺尾聰は「(出演者たちの)素敵な演技がいいので、春早々縁起がいい…お後がよろしいようで」とダジャレを交えて石原、向井、勝地の演技を褒めると、一同に笑いが起こり、温かい空間に包まれた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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