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【海外発!Breaking News】絵を描く柴犬、画家デビュー4年で売り上げ190万円超に!(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年2月5日 21時50分

カナダで2017年3月、柴犬“ハンター(Hunter)”が画家デビューした。ハンターにとって絵画はあくまでも趣味の一環に過ぎないが、約4年間の売り上げは190万円超と立派なもので、『Metro』などがハンターの素顔に迫った。

日本だけでなく世界中で高い人気を誇る柴犬だが、カナダのアルバータ州エドモントンにいる8歳の“ハンター”は、絵を描く特技を持っている。

飼い主のデニース・LOさんによると、ハンターが約4年間で描いた水彩画は288枚以上にのぼり、その売り上げは総額190万円を超えたという。

大学で講師をしているデニースさんはハンターが絵を描き始めたきっかけについて、こう述べている。

「ハンターは賢くて様々なことに興味を示すのです。新しい芸にも次々とトライするのである日、『絵画に挑戦させよう』と絵筆を持たせてみたのです。というのも壁に新しい絵を飾りたくて、夫と話しているうちに『ハンターに絵を描かせてみたらどうだろう』ということになったわけです。最初にハンターが描いた絵があまりにも上手だったので、そのまま続けさせてみることにしました。」

「また、ハンターの最初の絵をFacebookとRedditに投稿すると大反響で、『オンラインマーケットプレイス“Etsy”で作品を販売して欲しい』という声がたくさんあがったのです。こうしてネットデビューを果たしたハンターは、今ではオンラインで絵画のライブセッションを行うほどの人気なのですよ。」



ハンターの作品は現在「Etsy」にて1枚53.06ドル(約5600円)で販売されており、動物保護シェルター「SCARS」のために売上金10万円を寄贈したこともあるそうだ。またこれまでに一番高く売れた絵画は約20900円で、特別に頼まれて描いたものだという。

デニースさんは「ハンターは好みの色はないものの、コントロールが効く小さい絵筆を好んで使っています。ハンターの作品の中で最も人気なのは、被毛と同じ黒、淡い茶、クリーム色を使ったものなのですよ。全ての作品にはハンターの足型が捺されています」と明かすと、こう続けた。

「ハンターが絵を描くときには、決して無理強いはしません。ハンターの気分が乗っている時にだけ絵筆を渡しているんですよ。」



なおキャンバスはハンターの目の高さに設定されており、ハンターはあらかじめ絵の具がついた絵筆をくわえると、白い紙に思いのまま滑らせていく。ただずっと絵筆をくわえているわけではなく、疲れるとデニースさんにご褒美をもらっているようだ。



ちなみに2017年には南アフリカで、生後4週間の時に養豚場から保護された雌豚の“ピッグカソ(Pigcasso)”が描いた絵画が話題となった。ピッグカソの作品は海外からも購入希望があり、ケープタウンでは個展が開かれたほどだった。

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画像は『H U N T E R 2020年9月5日付Instagram「The lewk when they ask whoza good boi ....」、2019年9月14日付Instagram「I found inspawration in a gorgeous place」、2019年8月26日付Instagram「How many Hunters do you see?」、2020年7月2日付Instagram「Happy Canada Day!」、2020年12月1日付Instagram「Let me be your Dog」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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