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【エンタがビタミン♪】マツコ「覚悟をした瞬間があった」 高橋みなみの“闇”を見抜く背景に自身の経験

TechinsightJapan 2021年4月3日 18時26分

マツコ・デラックスがトークバラエティ番組で、元AKB48で48グループ初代総監督の“たかみな”こと高橋みなみが抱える“闇”を指摘した。高橋自身はピンとこなかったようだが、視聴者からは「ずっと思ってたことをマツコさんが言ってくれた…」、「マツコさんの厳しくもあり温かくもある言葉ひとつひとつが嬉しかった」などの反響が寄せられている。実はそんなマツコもかつて“闇”を看破されたことがあった。

4月1日放送の『アウト×デラックスSP』(フジテレビ系)で、元NMB48メンバーながら事務所に内緒で首にスパイダータトゥーを入れたりする元アイドルらしくないキャラクターの木下百花と、その大先輩である元AKB48の高橋みなみが顔を合わせた。高橋は木下と「数年ぶりに会えて嬉しい」とハイテンションなのに対して、高橋を「うざい」と敬遠する木下は挨拶もせず目を合わせようとしない。その空気感に「2人ともすごいわね、怖いわ」とドン引きするマツコ・デラックスだったが、やがて安易に取り繕わない姿勢を見て「お互いに譲らないで番組の収録だけは滞りなく行うのは、プロの技」と唸った。そんな2人を相手に有意義なトークを進めることができたのは、マツコの洞察力があればこそだろう。

高橋みなみがTwitterで「まさかの展開に本当にびっくりした 新種のアウトww 自分ではよくわからないからなぁー。ひとまず百花に久しぶりに会えて嬉しかった」と振り返ったところ、フォロワーから「ずっと思ってたことをマツコさんが言ってくれたので何か気づきに繋がるといいな~と思って見てました。愛のある番組ですわね、面白かった」、「確かにマツコさんが言ってたプロテクターで固めて自分を抑え込んでるから闇ってめちゃくちゃわかる」という声が寄せられる一方で、木下百花が「テレビは苦手ですがアウトデラックスは好きです」とツイートしたところ、こちらにも「マツコさんの頭の回転の早さというか相手を汲み取る力? が凄いなぁと改めて感じました!」、「放送楽しかったです~! マツコさんを通じて想い伝わりました!! 他の人にも伝わったと思います」と反響があった。



番組本編では、木下が高橋に持つ印象を「完璧すぎて怖い。親近感も何も感じない」と明かしても高橋は意に介さず「そうかな…泥臭さとかけっこうあるじゃない」と返した。そんな高橋の言動が、木下には嘘っぽく感じられるのだろう。「全部作っているように見える」と指摘したのに対して、マツコが「作ってはいないんだろうけど、覚悟をした瞬間があったのよ“たかみな”には。そこから本人であって本人でない人生を選んだのよ」と補足した。当の高橋は「私って今、本人じゃないんですか?」とキツネにつままれたような顔をしていたが、マツコは「でも私たちの職業ってそういうところがちょっとはない? その最上級にいるのがあなた」というのだ。

高橋みなみはアイドルとなって最初の段階からAKB48を背負わされたため、全部プロテクターで固めないとやっていけなかった。私利私欲的なことを言っていられない状況だった―そんなマツコの持論に、高橋は「多感な時期のメンバーが多かったので、メンタル的な波があった。私が一定でいれば(とは考えていた)」とうなずいており、思い当たる節があったようだ。それでも自身の“闇”がよく分からず「自分が一番まともだと思っている」と言い張るので、マツコは「ある人が見たらあなたに一番“闇”を感じる。綺麗な部分を推している人、闇の部分を込みで推している人、両極端に分かれると思う」と言い聞かせていた。

マツコ・デラックスが昨年3月にまだレギュラーを務めていた『ホンマでっか!?TV』で「霊が見える」という芸人・シークエンスはやともから霊視された時のことだ。胸のあたりが「空洞」になっていて「プライベートな部分が全く見えない」と指摘されたところ、ゲストの森公美子に「マツコは自分でスクランブルをかけているから」と言われて、当のマツコが「何年か前に個人というものを捨てたのよ」と明かしていた。このたび高橋みなみとの共演でマツコが「覚悟をした瞬間があった」、「本人であって本人でない人生を選んだ」さらに「私たちの職業ってそういうところがちょっとはない?」と話したことから霊視された当時の言葉が思い出される。

画像2、3枚目は『高橋みなみ 2021年4月2日付Instagram「フジテレビ「アウト×デラックス」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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