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【エンタがビタミン♪】『北の国から』ラストシーンの余韻が錦鯉・長谷川の「こ~んに~ちは~!」で吹き飛ぶ

TechinsightJapan 2021年4月5日 10時17分

3月24日に老衰のため亡くなった俳優・田中邦衛さん(享年88)を追悼して、特別番組『北の国から’87初恋』が4月3日にフジテレビ系で放送された。田中さんの代表作でもあるドラマ『北の国から』シリーズは、北海道・富良野の大自然に生きる不器用ながらも深い愛情を注ぐ父とその家族の物語だ。名シーンが多く、『’87初恋』では長距離トラックで純が東京に向かう場面に涙した視聴者も多かったことだろう。しかしドラマの放送が終わった直後から、SNSで「錦鯉が出てきて一気に台無しになった」などと批判の声があがってしまったのだ。

『北の国から’87初恋』で純(吉岡秀隆)が五郎(田中邦衛さん)と蛍(中嶋朋子)に見送られて東京へ旅立つラストシーン。長距離トラックの運転手(古尾谷雅人さん)が「しまっておけ」とダッシュボードの上においた封筒を示す。純が封筒の中を見ると、泥のついた1万円が2枚入っていた。「オラは受取れん。お前の宝にしろ。一生取っとけ」とぶっきらぼうに語る運転手と、北海道で過ごした6年間を回想し涙する純の姿に胸が締め付けられる思いだった視聴者も多かったことだろう。

だが数秒後、「こ~んに~ちは~!」とけたたましい声がテレビから流れてきた。次の時間帯に放送される『さんまのお笑い向上委員会』の告知で、この日の“向上ゲスト芸人”である錦鯉・長谷川雅紀による漫才の出だし部分が放送されたのだ。

するとドラマの余韻に浸っていた視聴者から、「“最後田中邦衛さんにお悔やみのテロップ出るのかな”とウルウルしとったら…突然の錦鯉『こーんにーちはー』におったまげた」「父と妹との別れの感動の直後、お笑い向上委員会予告で錦鯉・長谷川さんの『こーんにーちはー!!』は完全に笑った」の声や、「北の国から終わった後ノータイムで錦鯉はひどい」「北の国からの錦鯉にムカついた。恨みはないが」と彼らがとばっちりを受けたような意見も見受けられた。

またお笑いコンビ・ロビンソンズの北澤ひとしもツイッターで「北の国から見て感動してたら、錦鯉まさのりさんの『こ~んに~ちは~!』で涙引っ込む。ちょっと嫌いになりかけた」と感想をもらすと、当の本人である長谷川が「俺もだよ! 泣いてたのに!!」と反応。北海道出身で純を演じた吉岡とは同世代の長谷川、『北の国から』シリーズは実家で夢中になって見ていたはずである。ストーリーがわかっていても泣けてしまうあのラストシーンの余韻を、まさか自分がぶち壊すことになろうとは長谷川も夢にも思っていなかったに違いない。

画像は『ジロジロ有吉【公式】 2021年3月24日付Instagram「今週は24:35~ですっ」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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