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【エンタがビタミン♪】松本人志が「難しい」と唸ったEXIT兼近&3時のヒロイン福田のお笑い談議に、ほんこんが違和感「上の世代って?」

TechinsightJapan 2021年4月19日 20時10分

3時のヒロインの福田麻貴とEXITの兼近大樹が4月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にゲスト出演して、「SNSが定着した影響で容姿いじりのネタがやり辛くなった」、「いじるネタはおじさん世代へのサービスでやっている」などと持論を繰り広げた。メインコメンテーターの松本人志は「難しい…」と考え込みながら一定の理解を示したものの、オンエアを見た吉本芸人のほんこんは違和感を持ったようだ。Twitterにて「テレビでお笑いがこんな事言い出した…」と不満をつぶやいた。

3時のヒロイン・福田麻貴が「容姿ネタを封印する」と宣言したことについて、「デブ」や「ブス」といじるネタがあまりウケなくなったのは、SNSの広がりによって若い世代がテレビを「リアル」として捉えるようになり「これを見て誰かが傷ついたらどうしよう。とヒヤヒヤしながらやるネタに疑問を感じたから」だと説明したことからはじまった。福田の主張に「この流れは当然かなと思う」と共感したEXIT・兼近大樹が「おじさんと呼ばれる年上の世代が笑ってくれるから、僕たち若手はいじったりバカにしたりするネタをサービスでやっている」とぶっちゃけた。

さらに福田が、昔はテレビでお笑いを「フェイク」だと分かって見ていたが、最近はYouTubeやSNSで「リアル」を求められる時代になった。若ければ若いほどテレビのなかのこともリアルにドキュメントとして捉えて「芸人と視聴者の間で価値観のねじれが起きている」と補足したところ、兼近は「お笑いはサーカス」だとたとえた。「上の世代のおもしろい方々は、芸人同士でサーカスしている」ようなものでお互いに分かっているから言葉のナイフを投げても刺さらないし、アクロバティックで過激ないじりも受け止めてくれる。だから傷つかないのがお笑いの世界なのに「その域になければ危険な行為だから一般のところで行われるとケガするに決まっている」というのだ。

熱を帯びるお笑い談議を見守っていたゲストのニュースキャスター・安藤優子が「でもテレビから容姿いじりなどの言葉が聞こえたら、やはり刺さる人もいるだろう」と懸念したところ、松本人志は「それも分かる。だから非常に難しい」と悩みながら、福田の容姿いじり封印に対して「今はそれでいいと思うが、ずっとそれでやる必要もないしまた変わっていったらいい」とアドバイスしていた。

兼近がネタを安易に変えることに「お笑いは先輩たちが作り上げてきたサーカスなので正直変わらないでほしい。見る人が楽しむ場所なんで」と複雑な胸中を明かせば、松本は「だから我々はもっとプロフェッショナルにならなければいけない」と自身に言い聞かせるように答えており、司会の東野幸治は「そうやってよくなったお笑いの中で、また行儀悪い人が出て来てほしいとは思う」と結んだ。



松本人志の後輩で東野幸治の先輩にあたるほんこんは、Twitterで社会情勢やエンタメに関して日々持論をツイートしているが、『ワイドナショー』をリアルタイムで見ていたのだろう。オンエア中に「テレビでお笑いがこんな事言い出した 終わりました では これからしっかりして 上の世代て何? 熱弁してるけどプロやから 一般と近づき過ぎるから こんな議論になる」と思いのままをつぶやいたところ、『ワイドナショー』を視聴したフォロワーから「容姿いじり封印」に対して「世間気にしてお笑いって出来ないと思う!」、「フィクションとノンフィクションの区別がつかなくなった視聴者」、「笑ったらあかん事、増えてまんなぁ」、「ますますテレビが面白くなくなってしまいますね」などの反響があった。

兼近の発言については「おじさんが求めるからやってるだけ この上から目線なんですかね…」と批判的な声がある一方で、「素人が芸人のマネしていじるのは危険かなと、そこは納得したんですが…」という声も寄せられていた。当のEXIT兼近はTwitterで「『お笑い=サーカス』イジリは、危険な事。プロの真似しちゃいけないよって、親や周りの俺たち大人が下の世代にしっかり伝えて行きましょうや」と改めて訴えながら『ワイドナショー』を振り返り、「おい俺。ダウンタウン松本人志さん、東野さんの前でお笑いについてがっつり持論を喚き散らすのは、流石に調子コキすぎ。さーせん」と自戒していた。

画像3枚目は『3時のヒロイン ゆめっち 2020年11月25日付Instagram「まさかのサプライズ!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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