Infoseek 楽天

【エンタがビタミン♪】アンガ田中「芸能界は人のやらないところに金脈がある」 女優を目指す野呂佳代に“肝っ玉母ちゃん”キャラを勧める

TechinsightJapan 2021年4月26日 11時25分

本人すら自覚していない悩みをアンガールズの田中卓志が勝手に解決する、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の企画「アンガールズ田中の勝手にお悩み先生」。“勝手に”とあるが、田中ならではの分析力と観察力で笑いを織り交ぜながら解決策をわかりやすく示してくれると評判だ。24日深夜放送回ではシリーズ第4弾となり、ドランクドラゴンの鈴木拓、ジャングルポケット、野呂佳代が相談者として集められた。

昨年9月に放送された同企画には、長い下積み時代を経てやっと脚光を浴びるようになった阿佐ヶ谷姉妹が登場した。所属事務所の大先輩である大竹まことのラジオ番組で毎週共演し『ヒルナンデス!』ではMCの南原清隆(ウッチャンナンチャン)から話を振られることが、“姉”の渡辺江里子は「夢のようだ」と感無量になり思わず号泣する。だがレギュラー番組を持つことは“目に見える結果”すなわち視聴率や話題性などを求められ、スタッフの目も厳しくなるのだ。田中卓志が「環境の変化に戸惑い、これ以上売れていいのかという葛藤」、「自分たちの笑いを追求してきた2人が少し戸惑いを感じている」と指摘すると、2人はそれを認めた。

阿佐ヶ谷姉妹は果たして、生き馬の目を抜くこの芸能界で生き残ることができるのか。田中によるとそれは十分に可能で、「“ザ・おばさんキャラ”がお茶の間と非常にフィットしている」と芸人の実力を持ったおばさんはずっと芸能界で活躍できると断言した。そしておばさん代表として視聴者の共感を得られ続ければ「朝の帯番組も見えてくる」との予想に、えっと驚いた表情を浮かべた渡辺がまた号泣した。そんな彼女に「(阿佐ヶ谷姉妹は)このまま続けているだけでいいんです」と田中は穏やかに語りかけ、心温まるエンディングとなったのだ。

今回の相談者、野呂佳代はアイドルグループAKB48とSDN48を経て、バラエティタレントとして活動している。近年はドラマや映画への出演も増えており、将来は女優業をメインにやっていきたいと考えているようだ。しかし田中は「そんな需要はない」とにべもない。キワモノ役をバラエティ出身の人が演じて評価され、それを足掛かりにして役者として大成したケースは結構あるが、最近は田中みな実や松本まりかなど綺麗な人がやってくるようになった―と田中は言い、「バラエティから入ってくる人のポジションではなくなった」と分析している。ただし綺麗どころの女優や元モデルがどうしてもやれない役で、野呂ができる役が一つだけあるという。それが「肝っ玉母ちゃん役」と田中は断言した。

このアドバイスに最初は「え~!」と気乗りがしない様子の野呂だったが、田中は「肝っ玉母ちゃんはある程度、恰幅がある人がやるのが一番ハマる」と話し、まず女優でやっていく前に“肝っ玉母ちゃん”感をバラエティで出してみてはどうかと勧めた。現在、その枠にいるのは北斗晶だけなので、年代が違う野呂にもチャンスは十分にあるというのだ。「芸能界っていうのは、人のやらないところに“金脈”がある」と諭す田中の言葉に、野呂は真剣に耳を傾けていた。よく笑って説教上手、へこたれないイメージをバラエティ番組で出していければ、野呂を起用したいという監督が出てくるのかもしれない。

画像2枚目は『入山法子 2017年4月12日付Instagram「きみはペット第8話、観てくださった皆様、ありがとうございます…!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

この記事の関連ニュース