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【海外発!Breaking News】動物園の母ゴリラ、人間の赤ちゃんに興味津々でガラス越しに会話(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年5月24日 22時50分

アメリカの動物園で小さな赤ちゃんを連れた人間の母親を見たゴリラが、自分の赤ちゃんを連れてガラス越しにやってきた。ゴリラは手を使って何かを訴えようとしており、この時の様子は赤ちゃんの父親が動画に収めてSNSに投稿すると大きな反響があった。『Inside Edition』『InspireMore.com』などが伝えている。

米メイン州ジェファーソン在住のエメリナ・オースティンさん(Emmelina Austin)とマイケルさん夫妻はある週末、生後1か月の息子キャニオン君(Canyon)を連れてマサチューセッツ州ボストンのフランクリン・パーク動物園を訪れた。

幼いキャニオン君をブランケットにくるんで同園を散策していた夫妻はその日、ガラス越しに数頭のゴリラを見ていて、生後7か月の“パブロ(Pablo)”を連れた母ゴリラの“キキ(Kiki)”に気付いた。

マイケルさんは「エメリナがゴリラの親子を見て、こんなことを言ったんだ。『あの親子はとても強い絆で結ばれている。私は母親だから、キキがどれだけパブロを可愛がっているかよく分かる』とね。そうしてエメリナはキャニオンを抱き上げると、ガラスの向こう側にいるキキに見せたんだよ。『キキはキャニオンに強い興味があるようよ』と何度も言いながらね。ただ僕はその時、『妻がそんなイメージを膨らませているだけだろう』くらいに思っていたんだ」と当時を振り返り、その後に起こった“マジカル”なひとときについてこのように語った。

「再びキキと目が合ったエメリナは、キャニオンをもう一度抱き上げて見せ、キキに手を振ったんだ。するとキキは、パブロを抱えて脚に載せ、僕たちに向かってやってきたんだ。」

キキは、赤ちゃんを抱っこして床に座るエメリナさんの目の前に座ると、ガラス越しにキャニオン君を舐めようとしたり、手を握ろうとしたりするなど強い関心を示したという。「キキは私たちやキャニオンを指さして、まるで『それは君たちの赤ちゃんだよね』と言っているかのようだったよ。キキは手を使って僕たちと話をしていたんだ」とマイケルさんは回想する。



その後しばらくすると、今度はパブロがやってきてガラスに顔をくっつけてきたそうで、マイケルさんは「ゴリラの親子がキャニオンをじっと見ていたんだ。僕たちは思わず目頭が熱くなってしまったよ」と述べ、こう続けた。

「あのやり取りを見ていた周りの人たちも、『こんな美しい光景を見るのは初めてだ』と感動していたよ。いつか、この素敵な思い出を息子とシェアできるのを楽しみにしているよ。」



ちなみにこの動画には、「キキは自分の赤ちゃんを見せに来たんだよ。女性がパブロを見ることができるように、身体をずらしているのが分かるでしょう」「赤ちゃんに触れてみたかったのだと思う」「きっと『あなたの赤ちゃんは可愛いわね。私の赤ちゃんと同じよ』と言いに来たのよ」「ゴリラがとっても優しくガラスを叩いているのを見た? ちゃんとどうしたらいいのか分かっているのね」「愛おしい気持ちが伝わってくる」「心が溶けちゃいそう」「ゴリラって本当に頭がいいのよね」「美しいけど、悲しい動画でもある。こんなに感情豊かなゴリラを動物園に留めておくべきではないと思う」「これを見ていたら、ゴリラの“ハランベ”を思い出してしまった。動物園の堀に落ちた子供に近づいて射殺されてしまったんだよね」といった様々な声があがっている。



画像は『Inside Edition 2021年5月12日公開YouTube「New Mom and Gorilla Bond Over Woman’s Baby」』のサムネイル、『InspireMore.com 2021年5月18日付「Curious Mama Gorilla Wanders Over To Share Beautiful Moment With Human Baby.」(Facebook)(YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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