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【海外発!Breaking News】恐竜のレプリカ内部に転落し39歳男性死亡「落とした携帯を拾おうとしたか」(スペイン)

TechinsightJapan 2021年5月26日 5時0分

スペイン、バルセロナ郊外の広場に設置されていた恐竜像の中で今月22日、男性が遺体で発見された。遺体は死後2~3日経過しているものとみられ、付近には悪臭が立ち込めていたという。『NY Daily News』『Mirror』などが伝えている。

スペインのカタルーニャ州バルセロナ県サンタ・クローマ・ダ・グラマネートで今月22日、ステゴサウルスのレプリカ像の中から39歳の男性の遺体が発見された。

大きな恐竜像は紙を何重にも圧縮して作られたパピエマシェ(張り子)で中が空洞になっており、警察は男性が落とした携帯電話を拾おうとして転落したものとみて捜査を進めている。

遺体が発見されたのは同日午後で、近くで遊んでいた親子が「恐竜像から酷い臭いがする。恐竜の脚が割れており、中から人のようなものが見える」と通報したことがきっかけだった。

現場には消防隊が出動し、まず恐竜像の脚の表面部分が切り取られた。確認された遺体はその後、クレーン車によって引き上げられており、地元警察のスポークスマンは次のように語った。

「男性は頭から先に中に入って転落し、恐竜の脚の部分にはまって出られなくなってしまったようです。転落してから2~3日は経過しているようですが、死因など詳細については検視の結果を待っているところです。」

なお男性の家族は、遺体が発見される数時間前に行方不明者届を出しているが、警察は事件性はないとみている。恐竜像は古い映画のプロモーションに利用されたもので、事故発生後は撤去されたそうだ。

ちなみに痛ましい転落事故は度々起きており、アメリカでは昨年、サイロに落ちた女性が貯蔵されていたヒマワリの種に埋もれて亡くなった。また2017年にはロシアの製菓工場で、女性従業員が煮えたぎったカラメルソースが入ったタンク内に転落し死亡した。

画像は『NY Daily News 2021年5月24日付「Missing man found dead inside dinosaur statue in Spain」(Google Maps)』『El Mirall.net 2021年5月23日付Twitter「Troben el cos sense vida d’un home」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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