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【エンタがビタミン♪】矢部浩之から「今でも腹が立つ」と言われたフジモン「人気があるから言えんねん」と反論

TechinsightJapan 2021年6月10日 16時11分

以前から薄毛治療をしていることを公言しているナインティナインの岡村隆史が、相方の矢部浩之、そしてFUJIWARA(原西孝幸・藤本敏史)とともに9日、都内で開催されたイベントに登場した。かつて人気を博した「吉本印天然素材」のメンバーだった4人だが、矢部は藤本のある一件が今でも忘れられないようだ。

頭髪治療の「Dクリニック」のCMキャラクターであるナインティナインの2人が、『Dクリニック新CM発表会』に出席した。実際に岡村隆史は同クリニックで薄毛治療に取り組んでいるが、FUJIWARAの原西孝幸はその薄毛治療の先輩にあたるといい、FUJIWARAの2人もイベントに駆け付けた。



イベントでは両コンビがかつて在籍したダンスもできるお笑いユニット「吉本印天然素材」(1991年~1999年)の話が持ち上がった。司会者から「当時のメンバー皆さん、それぞれ活躍されていらっしゃいますよね?」と聞かれると、“フジモン”こと藤本敏史が「活躍していない人もいますね」と返し、矢部浩之も「活躍していろいろあったりね。こんだけ月日が経てば」と補足した。吉本印天然素材には雨上がり決死隊(宮迫博之・蛍原徹)を筆頭に、ナインティナインとFUJIWARA、そして当時チュパチャップスというコンビを組んでいた星田英利と宮川大輔、他にバッファロー吾郎(木村明浩・竹若元博)、へびいちご(島川学・高橋智)が所属していた。彼らの冠番組がいくつも放送されるなど人気を呼んだユニットだった。



ナインティナインは1994年まで吉本印天然素材に参加していたが、「ナインティナインはすごい人気があったんですよ! ナインティナイン抜けてから人気がぐーんと下がりました」とナイナイの脱退について「勝手に抜けられた」とイベントでこぼしたフジモン。岡村隆史が「そんなことないですよ、ホンマに。できなかったからね。他の仕事もありましたし」と返すと、原西孝幸が「断ったらええやんか、仕事を」、フジモンも「天然素材にいてくれたら良かったやん」と納得できず。そこで岡村と矢部は会社の意向だったことを口にして「ダンスの練習とかできなくなってたから…」と長時間要するダンスの練習に時間を割けなくなったのだと岡村が説明した。当時吉本印天然素材ではハードコアテクノユニット「2 Unlimited」の『No Limit』をメンバーでフォーメーションを組んでダンスしていて、イベントでも原西が当時を思い出してダンスの一部を披露した。



当時のナインティナインの人気ぶりについて番組収録会場と最寄り駅の間にナイナイの入り待ちをするファンで花道ができていたことをフジモンが明かしたが、岡村は「そんなこともなかったよ?」と首をひねり、矢部も「みんな人気あったんじゃない?」と応じた。そして岡村が「そのスケジュール全部、藤本と藤本のお母さんがバラしていたから」とロケに行く場所などをファンにフジモンが伝えていたと言い出した。「なんでこれバレてんねん」と岡村は不思議だったそうだ。これにフジモンは「俺はバラしたけど、なんで俺のおかんが」と母親は違うと主張して「しょうがないやんか、俺、人気なかったんだから。そうやってファンを獲得するしかなかったんですよ」と訴えた。



すると「それで僕一回フジモンと揉めましたもん」と明かした矢部。あるとき早朝のロケなのにファンの女の子が来て撮影に支障が出てしまったそうだ。「誰が言うてんのやろな、こんな朝早いのに分かるわけない」と疑問が現場で持ち上がり、フジモンが中心になって「誰やねん!?」と散々言っていたが、「フタを開けたらフジモンが言うてたんですよ。あの小芝居、めっちゃイヤやったわ」と矢部は振り返る。その後、居酒屋で矢部が「フジモン、もし同級生だったら友達になってへんわ」と告げると、フジモンは泣き崩れたという。フジモンは「後輩にそんなダメ出しされると思わないじゃないですか。いくらお酒に酔っているとは言えど。友達になってないわ、同級生だったらなーって言われて、結構きつめに。涙がボーッと」と当時の心境を語ったが、この件は宮迫博之にも相談したそうで、宮迫はフジモンを慰めたという。相方の原西は後日宮迫からこの出来事を聞いたそうだ。

続けて矢部が「フジモンは人気を得たかったんですよ、今だったら分かるんですけど」と理解を示すと、フジモンも「そうなんですよ。人気を獲得するにはファンの喜ぶ情報を拡散するしかなかったんですよ。分かってください」と懇願したが、矢部は「あの小芝居はホンマ今でも腹が立つ。思い出したら」と憎々しげに語り、怒りが収まらない様子。それにフジモンが「人気があるからそういうことが言えんねん」と言うと、矢部は「そんなことないよ」と返したが、フジモンは「人気なかったらこういう手段に出てた」と譲らなかった。

かつての一件を思い出し再び怒りがこみ上げてきた矢部と弁解に必死で理解を求めるフジモン。熱くなってきた2人のやり取りを聞いていた岡村は「話の中にめっちゃ宮迫さんって出てきてるけど大丈夫?」と話の矛先を変えていた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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