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【海外発!Breaking News】ダチョウと心交わす女性 攻撃されても「正しく育てれば決して危険ではない」(ベルギー)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年6月30日 5時0分

ダチョウをヒナから育て、ダチョウの気持ちを読み、ハグまでしてしまう「ダチョウ・ウィスパラー(Ostrich Whisperer)」と呼ばれる女性がいる。女性は試行錯誤を重ね、忍耐強くじっくりとダチョウと向き合うことで強固な信頼関係を作ることに成功したという。『LADbile』『InspireMore.com』などが伝えている。

ベルギー北部ウウストウェーゼルに住むウェンディ・エイドリアンズさん(Wendy Adriaens)は、「ダチョウ・ウィスパラー(ダチョウの心を読み、心を通じ合わせることができる人)」として知られている。もともとはオペレーションマネージャーとして活躍してきたウェンディさんだが、ビジネスを手掛ける傍ら2019年2月に農場兼ミニ動物園を設立。ダチョウの保護を始めたのは、地元のダチョウ農場が生まれたばかりのヒナ“フロダー(Flodder)”と“ブルー”(Blue)”を殺処分すると知ったのがきっかけだった。

ダチョウは短距離なら時速70キロほどで走ることができ、体高は200~300センチ、体重は100~160キロと鳥類では最も大きい。また力強い足を持つことでも知られており、ダチョウにキックされるとライオンのような大きな捕食動物も太刀打ちできない。

そんなダチョウと上手くやっていく秘訣について、ウェンディさんはフォロワーが94万人を超えるTikTokでこのように語っている。

「フロダーとブルーは生まれてすぐに引き取ったの。最初の頃は少なくとも6時間は2羽と一緒に過ごしていたわね。とにかく時間をかけて忍耐強く接することで、ダチョウをなだめたり状況が悪化することを防ぐことができるのよ。」

「ただ怒ったダチョウには何度も攻撃されているわ。特にブルーね。でも最後はいつも、フロダーが間に入って助けてくれるの。」

「もし万が一攻撃された場合は、その場から走り去ることは絶対に避けるべきね。地面に寝そべるか、背伸びをしてダチョウの顔のすぐそばで手を挙げると効果的なの。」



ウェンディさんのSNSには、ダチョウがウェンディさんの肩に首を載せたり、キスする姿などが多数投稿されている。ブランケットの上でダチョウを抱きしめる幸せそうなウェンディさんも捉えられており、ウェンディさんは「地面にブランケットを敷くと、ダチョウが走ってくるのよ。今は思う存分スキンシップを取ることができるからとても幸せなの」と明かすと、現在の夢について語ってくれた。

「ダチョウは穏やかな性格で、正しいやり方で育てれば決して危険ではないの。多くの人はダチョウに恐怖感を抱いているようだけど、実際にダチョウに会うことでそういった概念を失くしてもらいたいわね。」

「私の夢は、保護したダチョウや動物たちの広大な“サンクチュアリ”を作ること。たくさんの人に来てもらって、一生の思い出となるような経験をしてもらえたら嬉しいわ。」



ちなみに南アフリカに住む20代の女性は、自らを“ドリトル先生”と呼び、チーターと一緒に寝るという。この女性は動物保護区で生まれ育ち、人生のほとんどを動物と関わり合いながら過ごしてきたそうだ。



画像は『Wendy Adriaens 2021年4月12日付Instagram「My furry friend Flodder displaying his trust in me while going live on TikTok.」、2021年6月1日付Instagram「Yup, this lady tries to kill me sometimes…」、2021年3月7日付Instagram「Sunday mood」、2021年6月17日付Instagram「Manifesting my dreams always works best in the presence of my rescues.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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