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【海外発!Breaking News】“イーにゃん・ハント”出現 「脱走の達人」黒猫の凄技がほぼ『ミッション:インポッシブル』(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年7月14日 12時34分

アメリカにあるアニマルシェルターでは、保護した動物たちを脱出防止策を施したケージに入れて管理しているという。ところが1匹の賢い黒猫は、ケージの隙間からスッと手を外へ伸ばすと鍵の部分に触り、いとも簡単に脱出して見せたのだ。この猫は常習犯のようで、アニマルシェルターでは“脱走の達人”とあだ名をつけて飼い主を募集している。『FOX 35 Orlando』などが伝えた。

米テキサス州南部アタスコサ郡にある動物保護施設「Atascosa County Animal Control」には、猫や犬を中心に多くの動物が運ばれてくる。保護された犬や猫たちは、新しい飼い主が見つかるまでスタッフのケアを受けて過ごす。

そしてスタッフたちはSNSなどでそれぞれの動物たちの特徴を公開し、すぐに飼い主が見つかるようにと日夜努力を続けているという。

そんな中、同施設が今月7日にFacebookに投稿した動画が話題を呼んでいる。投稿には「これまでたくさんの動物が私たちのもとにやって来ましたが、時々平均以上に賢い動物がやって来ます。この猫は脱走できないようにしてあるケージの仕組みを理解し、鍵の開け方を見つけてしまったのです。これは獣医のマロリー(Mallory)が撮影したもので、この猫の特徴をよく捉えています。素晴らしい方法で猫をアピールしてくれてありがとう」と書かれている。

その動画には、スパイ映画でお馴染みの『ミッション:インポッシブル』のテーマソングが流れている。画面右側にケージが並ぶ様子が映されると、一番奥のケージから黒い猫の手がすっと現れた。そして鍵の部分をいじると、ものの数秒で鍵を開けてしまい、逆さまの状態の猫の顔が出てきたのだ。そしてそのまま華麗に飛び降りて脱出を完了させている。

ケージの鍵は内側からは開けられないような作りになっており、ほとんどの動物たちはこの鍵を開けることは無いという。しかしこの賢い黒猫は、恐らくスタッフらが鍵を開ける様子を何度も目にしており、その動きをまねて鍵を開けてしまったのだろう。



この驚きの動画を見た人からは、「賢い猫だ」「飼い主になった人には、ぜひ“イーサン・ハント”(『ミッション:インポッシブル』の主人公の名前)と名付けてほしいね」「初めての脱走じゃないことがすぐに分かるほど、滑らかな犯行だ」と黒猫の脱走技術に感心の声が寄せられている。

この投稿の2日後、同施設は飼い主募集専用のFacebookアカウント「Atascosa County Animal Control adoptable pets」にて「里親募集の猫(脱走の達人)です。この雌の猫は現在受付中です」と綴り、黒猫の全身を映した写真などを投稿している。

ちなみに今月初めには妊娠中のブタが養豚場から逃走したというニュースも届いており、黒猫も何か理由があって脱走を繰り返しているのかもしれない。



画像は『Atascosa County Animal Control 2021年7月7日付Facebook「Cool Video....」』『Atascosa County Animal Control adoptable pets 2021年7月9日付Facebook「Adoptable (escape artist) Cat.......」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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