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【海外発!Breaking News】ただのいたずら? 玄関先に撒かれた豆は強盗の常套手段だった(英)

TechinsightJapan 2021年8月20日 5時0分

玄関の前にばら撒かれた豆に「誰がこんないたずらを」と住民は真剣に考えていなかった。ところがこの件を元警察官の親戚に相談すると、「これは空き巣の常套手段だ」と恐ろしい答えが返ってきたという。恐怖に震えたこの住民は多くの人に今回のことを知ってもらいたいと注意喚起しており、『Manchester Evening News』のインタビューでその詳細を明かしている。

英ノース・イースト在住のマリア・セリノ=ストレイカーさん(Maria Celino-Straker)は今月16日午前、自宅の玄関先にインゲン豆がばら撒かれているのを発見した。白い玄関ドアも汚れてしまっており、「誰がこんないたずらをするんだ」とマリアさんは憤っていた。

ところが以前警察官として働いていた親戚はこの話を聞き、「これは空き巣がよく使う手口だ」と恐ろしい事実をマリアさんに伝えた。

玄関の前に豆をばら撒くこの行為は、泥棒が空き巣に入る家を探すときに使う手段として警察官の間ではよく知られているものだという。そのまま2~3日ほど掃除されなければその家は長期外出していると判断され、空き巣のターゲットとなってしまうのだ。

予想外の事実に驚いたマリアさんは、この件を写真付きでFacebookに投稿した。

「今朝起きてみると、玄関前にこれ(豆)が残されていました。これは空き巣の常套手段だそうです。もしこれが数日間掃除されないと住人が不在だと知ることができ、犯人は空き巣を働きます。」

「豆がばら撒かれたのは午前1時頃だと思いますが、私の場合は家にいたのですぐに掃除できました。近所の家に目を配り、特に休暇中の人は気を付けてください。」

今回の手口はマリアさんの住む地域だけではなく、イギリス全体で確認されているものだという。マリアさんは「使用されているはただの豆ではなく、わざわざ掃除をしなければならず、少しの雨では流されないような豆が使われています」と手口の詳細を明かす。

続けて「私が今回投稿を行ったのは、人々に注意喚起して近所でお互いに気を配ってほしいからです。この投稿で1人でも空き巣の被害から救うことができれば、それだけでも価値のあることです」とコメントした。

マリアさんもこの件で近所のお年寄りの家を中心に気に掛けるようになったといい、自宅でも全てのドアを施錠することを徹底しているという。

ちなみにアメリカでは今年の初めに、女性の1人住まいを意味する強盗のサインに震えた女性のニュースも大きく話題を呼んでいた。

画像は『LADbible 2021年8月17日付「Woman Targeted By Kidney Beans Trick ‘Used By Burglars’」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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