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【海外発!Breaking News】5本脚で誕生した子犬、飼い主に引き取り拒否されるもSNSで大人気に(米)

TechinsightJapan 2021年8月27日 21時0分

「奇形だから」と病院で誕生直後に飼い主に引き取りを拒否された子犬が、保護されたレスキュー団体のもとで元気に育っている。子犬は5本の脚を持つことでSNSで注目を浴びており、生後1か月を過ぎて歩き始めたようだ。『Metro』などが伝えている。

米カリフォルニア州サクラメント近辺で犬のレスキュー活動をする非営利団体「北カリフォルニア・ブリー・ブリード・レスキュー(NorCal Bully Breed Rescue、以下NBBR)」は先月下旬、飼い主によって引き取りを拒否された子犬を保護した。

子犬はメスのアメリカン・ブリーで、同団体のSNSで成長の様子を捉えた動画がシェアされると、多い時で再生回数が2800万回を超える人気ぶりとなった。

NBBRを運営する女性は、この子犬について「元飼い主は5本目の脚を尻尾だと思ったようよ。アメリカン・ブリーの尻尾が長く伸びることはないから、先天性の奇形を持っていると捨てられてしまったのでしょうね」と述べ、名前を公募していた。そしてたくさんの名前の中から、5本脚にちなんで“シャネル No.5(以下、シャネル)”が選ばれた。

シャネルはその後、獣医のもとで健康検査を受けており、女性はSNSで次のように明かした。

「シャネルの5本目の脚には骨もあり、3本の足指と3つの肉球がついているの。そのすぐ左側には小さくて丸い尻尾もあるのよ! 獣医によって尻尾でないことが正式に証明されたの!」



同団体のSNSでは、シャネルが半分居眠りをしながらシャワーを浴びる様子や哺乳瓶を卒業したこと、生後27日目で歩き始めたことなどを報告しており、女性は「シャネルは日に日に大きくなっていて、ちょっぴり太り気味なの」と嬉しそうに語っている。

そんなシャネルには「可愛い」「ぜひ引き取りたい」という声のほか、「5番目の脚は切除するの?」という質問が殺到しており、女性は「5番目の脚が動いているのを見たことがないの。シャネルがもう少し大きくなったら脚が脊髄とつながっているかどうかを検査して、今後については獣医と相談して決めるわ。ただ問題がないようであればそのままの状態で育てるつもりよ」と回答している。



ちなみに今年2月にも米オクラホマ州で、6本脚と2本の尻尾を持って生まれ、母犬に育児放棄されてしまった子犬が話題となった。獣医は「もう1匹きょうだいがいたものの、母親のお腹の中でそれぞれの胎児として完全に分かれることができなかったのでは」と述べていた。

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画像は『NorCal_BullyBreed_Rescue 2021年8月24日付TikTok「It’s true」、2021年7月31日付TikTok「Like a」、2021年8月4日付TikTok「Here she is!」、2021年8月26日付TikTok「5 legs, don’t care.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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