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【海外発!Breaking News】息子の大切なぬいぐるみが見つからず諦めていた母親、遊園地スタッフの素晴らしい対応に感激(英)

TechinsightJapan 2021年8月29日 14時42分

「もう見つからないかも」―そう思っていたものが発見された時ほど嬉しいことはないだろう。このほど大切にしていたぬいぐるみを失くしてしまった息子に寄り添い、親切に対応してくれた遊園地のスタッフに心を揺さぶられた母親が一連の出来事をFacebookに投稿した。その内容があまりに感動的だと話題になっている。『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。

英ヨークシャー州ウィットビーの遊園地「プレジャーランド・アミューズメント(Pleasureland Amusements)」を訪れたヘレン・ルプトンさん(Helen Lupton)と息子のブレイク君(Blake)は、施設内で遊んでいたところお気に入りのぬいぐるみを紛失してしまった。それは紫色のナマケモノで「スローシー(Slothy)」という名前だった。

一日中外出していて帰りが遅くなったその日、家に着くまでスローシーがいないことに気がつかなかったという。遊園地内のどこかに置き忘れたようだ。

翌日、ヘレンさんはスタッフ宛にメッセージを送り、ぬいぐるみの落とし物がないか確認したがどこにも届いていなかった。

彼女は「仕方がないので諦めようと思いました。ブレイクに『スローシーは遊園地がとても楽しくて、もう少しそこにいたいんだって』と伝えると、目に涙を浮かべていました。とてもかわいそうで胸が痛みました」と、その時の心境を振り返っている。

ヘレンさんはブレイク君に別のおもちゃを与えようとしたが、スローシーの代わりになるものは見つけられなかったという。

しかし数日後、驚くことに遊園地のスタッフから「スローシーが見つかった」とメッセージが届いた。

驚きと喜びでいっぱいになったヘレンさんは「ブレイクに伝えるととても喜んでいました。私たちは地元に住んでいないので、施設のスタッフに郵送してもらえないかとお願いしたところ、快く引き受けてくれました」と明かす。

それから数日後、スローシーはブレイク君のもとに戻った。スタッフはスローシーだけでなくブレイク君のためにキーホルダーとおやつも一緒に送ってくれたという。そして届いた荷物にはこのような心温まるメッセージが添えられていた。

「こんにちは! パブロ(彼がスローシーだと知る前はこう呼んでいました)が旅の途中で怖がるといけないので、友達とお菓子を入れておきます。無事におうちに帰ってきたら君と一緒に食べてね。それと彼が退屈しないようにおもちゃも一緒に入れておきました。これからもスローシーの安全を願っています。」



さらにスタッフはヘレンさんに郵送料は不要だと伝え、このように続けた。

「子供の頃、誰もがスローシーのような友達がいて、それがどれほど大切な存在かを知っています。だから2人が再会できてよかった…息子さんが彼との再会をとても喜んでくれてよかったです。」

ヘレンさんは「プレジャーランド・アミューズメント」のスタッフの素晴らしい対応が大勢に知られることを願い、この感動的な出来事をFacebookに投稿した。

「彼らがこんなにも尽力してくれたことは素晴らしいです。心揺さぶられました。悪いニュースを聞くことが多いですが、これはきっとあなたの一日を明るくしてくれるでしょうし、世の中には善良で正直で親切で寛大な人たちがいるんだと思わせてくれることでしょう。」

そんなヘレンさんの投稿には、スタッフを称賛する声が多数見受けられた。

「彼らがしてくれたことはとても素敵ね! 相手に必要な助け以上のことをしてくれる思いやりのある人たちです。」
「このような明るい話題を聞いてとても嬉しい。」
「涙が出るほど感動しました。私も同じような経験をしたことがあるので気持ちがよくわかります。」
「すごくいい話! 親切は大きな力になるよね。」
「なんて素晴らしいスタッフなのでしょう。全員に5スターをつけます。」

画像は『The Sun 2021年8月24日付「BEAR-ING GIFTS Mum who had given up hope of finding son’s favourite toy shares heartwarming note from people who found him」(Credit: FAMILY LOWDOWN TIPS & IDEAS/Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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