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【海外発!Breaking News】夜行性のヤマアラシが日中に子連れで歩く 貴重な姿に「可愛すぎる」癒される人続出(南ア)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年8月28日 16時29分

野生動物の宝庫と言われる南アフリカ・クルーガー国立公園で、親子で連れ立って歩くヤマアラシの姿が目撃された。そのあまりにも可愛すぎる様子が話題になっている。夜行性のヤマアラシが日中に、しかも子供を連れているという珍しい光景に多くの人が心を癒されたようだ。『The South African』などが伝えた。

『Latest Sightings - Kruger』のFacebookに投稿されたのは、ヤマアラシの親子だ。南アフリカに生息するヤマアラシはモヒカンのような頭と鋭い棘が特徴だが、一方で足が短いために歩く姿は非常にあどけない。体毛が変化したと言われる最大30センチにもなる鋭い棘は背中からしっぽにかけてびっしり生えており、逆立てることで威嚇する。ヤマアラシの天敵はヒョウやライオンといった肉食動物であるため、鋭い棘が唯一身を守る方法なのだろう。実際にヤマアラシを飲み込んだヘビが死んだケースもあり、その鋭さがうかがえる。

8月22日に投稿された動画には、普段は夜に活動することの多いヤマアラシの親子が日中に移動している貴重な様子が捉えられている。2匹の小さなヤマアラシの子供が母親の後ろを歩いているが、母親は子供たちがちゃんとついてきているのか気にしており、数歩歩くたびに後ろを振り返っている。さらに母親の後ろに隠れて子供たちが見えない時は、グルグル回って探していた。少しでも危険を感じるとピタッと止まり、後ろでチョコチョコついてきている子供たちも母親の体にすり寄っていく。母親の子を思う気持ちが伝わってくるような心温まる動画だ。

この動画は瞬く間に注目を集め、8月28日の時点で36万件以上の「いいね!」と「可愛すぎる」「棘がバレエのチュチュを着ているみたい」といったコメントが9600件以上寄せられ、490万回以上の再生回数を記録した。また日中に姿を見せることが少ない貴重な映像でもあり、「赤ちゃんのヤマアラシを初めて見た」と興奮するユーザーも見受けられた。



画像は『Latest Sightings - Kruger 2021年8月22日付Facebook「A porcupine mommy taking her 2 cute little babies out on an adventure.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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