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【海外発!Breaking News】毛が伸び放題だった保護犬 トリミング後のビフォーアフターの姿が「アニメから出てきたみたい」(米)

TechinsightJapan 2021年9月4日 21時50分

工事現場に捨てられていたところを保護されたこの犬は、当初は体毛が伸び放題で目も見えているのか怪しい状態だった。ところがトリミングを終えると、小さな顔に対して大きな耳とつぶらな目を持つ可愛らしい姿に変身した。ビフォーアフターの姿には「ディズニーキャラクターみたい」「ギズモにそっくり」などアニメキャラクターにたとえる声が相次いだと『The Daily Star』などが伝えている。

米テキサス州フォートワース在住のベサニー・ワイリーさん(Bethany Wiley、26)は今年3月、工事現場に捨てられていた犬“フィンリー(Finley)”と出会った。長い間放置されていたようで、フィンリーの体毛は伸びきっていた。年齢は4歳前後とみられ、犬種もはっきりとはしないがヨークシャーテリアの要素が確認された。

ベサニーさんはフィンリーを保護することに決め、早速伸び放題の毛をトリミングすることにした。すると体毛に覆われて見えていなかったフィンリーの可愛い特徴が明らかになった。

もじゃもじゃと伸びていたフィンリーの毛を短く切ると、大きな耳とつぶらな瞳を持った愛らしい姿に大変身したのだ。毛色も変化しており、もはや別人(犬)のような変身ぶりだが、鼻の模様が同じであることからフィンリーであることが分かる。

フィンリーのビフォーアフターの姿がFacebookでシェアされると、多くの人が映画『グレムリン』に登場する“ギズモ(Gizmo)”と大きな耳がそっくりだと指摘した。中には「ディズニーやピクサーの映画に出てきそうだ」という声もあり、『スター・ウォーズ』のオリジナルテレビシリーズに登場する“グローグー(Grogu)”(ベビー・ヨーダ)、ディズニー映画『モアナと伝説の海』に登場する子豚の“プア”にも似ているなど多くのアニメキャラクターの名が挙がっている。



トリミング前には顔を覆っていた長い体毛をゴムで結んでおり、その姿も絵本『ザ・ロラックス(The Lorax)』に出て来るキャラクターにそっくりだ。



そういった反響について、ベサニーさんは「フィンリーの見た目が本当に大好き。私もずっとアニメキャラクターのようだと思っていましたが、ネット上でみんなが具体的なキャラクター名を挙げていたのは面白かったですね。中には私が思いつかなかったものもありました」と語った。



フィンリーはネット上だけでなく街中でも注目の的になるそうで、「よく声を掛けられて、一緒に写真を撮りますよ。以前には旅行した時に、『フィンリーがとても可愛いから一緒に食事をしよう』と誘ってくれたカップルもいたくらいです」とベサニーさんはフィンリーの人気ぶりを話す。

今や大人気のフィンリーだが、保護された当初は足を引きずるようにして歩いていたという。フィンリーは過去に大腿骨周辺を骨折しており、それがきちんと治療されていなかったことが原因だったようだ。その後、ベサニーさんに迎えられたフィンリーは手術を受けている。

フィンリーをこれ以上ないほど愛していると話すベサニーさんは「フィンリーを迎えにいった夜、前脚で私にハグをするように迎えてくれました。その瞬間に里親が見つかるまで預かるのではなく、既に(私という)里親が見つかったのだと思いました」と運命的なフィンリーとの出会いを明かしている。

画像は『The Daily Star 2021年8月26日付「Social media users have fallen in love with a dog that looks like a cartoon character」(Image: Bethany Wiley)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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