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【海外発!Breaking News】野生のキノコを食べた愛犬に異変 慌てて獣医に診せるも「ハイになっているだけ」(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年9月13日 19時0分

これまでの8年間で一度も粗相をしたことのなかった犬がベッドで用を足してしまい、「何か様子がおかしい」と感じた飼い主が獣医のもとに連れていった。すると犬は幻覚作用を引き起こす野生のキノコを口にしてしまったことが判明し、ハイになっているだけだったという。ロードトリップ(車での旅行)ではなく幻覚作用による“トリップ”を体験してしまった犬の様子がSNSに投稿されると、多くの笑いの声が届いていることを『The Mirror』などが伝えた。

米ニューハンプシャー州在住のシャノン・クリスティーン・サリヴァンさん(Shannon Christine Sullivan)は、愛犬でラブラドール・レトリバーの“マイリー(Miley)”と共に両親の所有するコテージを訪れていた。

ゆったりとした時間を家族で過ごすはずだったが、シャノンさんはある朝にマイリーの様子がおかしいことに気付いた。

「これまでの8年間で一度も粗相をしたことがなかったのに、マイリーがベッドの上に用を足していたんです。他にもマイリーの後ろ足が正常に機能しておらず、歩き方がおかしいことにも気がつきました。」

「マイリーは非常に無気力な様子で、食事やおやつも拒否し、何かをしようと立ち上がる様子もありませんでした。大好きなボートにすら乗ろうとしなかったのです。」

そのように当時の様子を振り返るシャノンさん。すぐに動物病院へマイリーを連れて行ったが、担当獣医から「マイリーの症状は野生のキノコを食べた時のものと一致する」と言われたそうだ。

シャノンさんによると今年はコテージ周辺の地域で大雨が続いていたと言い、その影響で増えたキノコをマイリーは食べてしまったのではないかと考えているという。

キノコの種類にもよるが、過去にはオーストラリアで幻覚作用を引き起こすキノコの影響により、4歳のパグが胃腸炎で一晩中苦しんだという例も報告されている。

しかし幸いにもマイリーに体調を崩している様子はなく、獣医は「ただハイになっているだけ」と判断した。キノコの毒素が腎臓に影響を及ぼしたことを示す尿路感染症になっていないかどうかを監視するようアドバイスされ、マイリーはその日のうちに自宅へ帰ることができた。

ほっとしたシャノンさんは「その日の夜、マイリーはとても眠たかったようで、いつもより私にベッタリとくっついていましたよ。しかし翌朝にはすっかり元通りでした」と明かしている。

そしてシャノンさんは今月6日、自身のTikTokアカウントに動物病院での診察を終えて帰る途中のマイリーの姿を投稿した。

動画には、車の後部座席で半開きの窓に顎を乗せ、どこか虚ろな表情で風を楽しむマイリーの姿が映っている。シャノンさんは「私の犬が野生のキノコを食べてしまったので、140ドル(約1万5千円)払って獣医に診せたら『ハイになっているだけ』と言われました」と言葉を添えた。

幻覚作用でハイの状態になっているマイリーの姿には、「これは面白すぎるよ」「マイリーの表情が全てを物語っているね」「森の木々と会話をしているみたい」「少なくとも“トリップ”を楽しんでいるみたいだね」など笑いやジョークのコメントが多数届いており、今月13日の時点で150万件以上もの「いいね」が集まっている。



画像は『Shannon 2021年9月6日付TikTok「She’s fine it’s funny now that we know she’s fine」』『Shannon 2019年3月24日付Instagram「Happy National Puppy day to my six year old dog who still thinks she’s a puppy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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