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【海外発!Breaking News】私有地の芝生を勝手に横切る人々 スプリンクラーで制裁を加える家主の対策が話題(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年10月7日 15時2分

このほど、私有地の芝生を歩きショートカットとして利用する人々に対し、家主が我慢の限界を迎え対策を打った。侵入者が近づくとセンサーが反応し、スプリンクラーが水を発射して追い払うというものだ。この様子がTikTokに投稿されると、奇抜なアイディアに称賛の声が上がっているが、ずぶ濡れになる侵入者の姿に「やりすぎでは?」と疑問の声も上がっている。『Metro』などが伝えた。

TikTokユーザーであるトーマス・ライオンさん(Thomas Lyons)は角地にある家に住んでおり、自宅前の庭には広々とした芝生が敷き詰められている。しかし柵などを建てていないため、この芝生の上を歩いてショートカットする人が相次いでいるという。

そもそも私有地なので、勝手に侵入すること自体が大問題である。しかしそれだけではなく、何度も芝生を踏まれてしまうとせっかく青々と育てた芝生がダメになってしまうのだ。

どうしたら芝生に侵入されないのかと考えていたトーマスさんは、ユニークなアイディアを思いつき実行した。それが予想以上に上手くいったようで、その様子を監視カメラに収めた。

北米で撮影されたとされているその動画には家の前の芝生が映されており、早速ショートカットのために芝生を歩く女性が右側から現れた。そしてカメラの目の前までやってくると、突然スプリンクラーの水が勢いよく飛び出した。これには女性も驚き、走ってスプリンクラーから離れている。

その後場面が切り替わり、今度は小学生ほどと思われる女の子2人組が歩いてきた。おしゃべりしながら当然のように芝生の上を歩く2人に、スプリンクラーが容赦なく水を吹き付けると、女の子たちは走って逃げて行った。

このスプリンクラーは、センサーの範囲に人が現れると自動で水を噴射するシステムになっている。実際には警告音とともに作動しており、別の動画でその様子が確認できる。また、スプリンクラーは逃げる人を追いかけるような動きをしていることから、追跡機能まで付いているかのようだ。

危険はないながらも直接的に制裁を下すこのアイディアには多くの人が感心しており、今月7日の時点で820万件以上の「いいね」を集める大反響を呼んだ。

コメント欄には「私有地なんだから、何をするにも所有者の自由だよね」「このレベルの制裁は大好き」などの声が寄せられた。その一方で、びしょびしょになる人の姿を見て「これはやりすぎ」「意地悪な人だね」などネガティブな声も上がっている。

私有地に関しては所有者の許可がない限り通行することはできないが、コメント欄では多くの人が「自分も同じことをした経験がある」と打ち明けており、「ショートカットするおかげでバスに間に合うんだよね」と言い訳する人もいた。

確かに、朝の数分は1日の中でも重要ではある。それでも私有地を通行することはいかがなものかと思う人も多いようで、「私は私有地に足を踏み入れるような人間には育てられていないよ。特に知らない人の土地とかね」といったコメントも見られた。



後日トーマスさんは、スプリンクラー設置前の様子を撮影した動画を投稿していた。そこには昼夜問わず芝生の上を歩いてショートカットする人々の姿が映っており、自転車で横断する人の姿もあった。

「たかが芝生で大げさな」と思う人もいるかもしれないが、所有者は手間暇をかけて芝生を管理しているので、私有地である以上はむやみに立ち入らないことが賢明だ。



画像は『Thomas Lyons 2021年9月23日付TikTok「#funny」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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