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【海外発!Breaking News】ジムで執拗に話しかけてくる男 カメラが捉えた行動に恐怖(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年11月5日 5時0分

アメリカのジムで、知り合いでもない男が近づいてきた恐怖の瞬間を捉えた動画がTikTok上で大きな話題を呼んでいる。投稿者の女性は数か月にわたってこの男から執拗に話しかけられるなどの嫌がらせを受けていたそうで、今回は自身のトレーニング動画を撮影した際に偶然撮れたものだった。女性が大きな声で拒絶する姿には600万件以上もの「いいね」が寄せられ、「これは怖すぎる」といったコメントが多数届いている。『The Mirror』などが伝えた。

今回被害に遭ったのは、米テキサス州に暮らすチェルシー・グリーソンさん(Chelsie Gleason、20)。チェルシーさんは習慣的にジムに通っており、その日は自身のトレーニングの様子を撮影していた。

ウェイトトレーニングの様子を動画に収めていたのだが、その最中に驚きの瞬間が映り込んだ。

映像には赤いダンベルを持ってトレーニングを開始したチェルシーさんが映り、しばらくすると画面左側から1人の男が近づいてきた。この男は知り合いではなく、ここ数か月間ジムで執拗に声をかけてくる怪しい男だった。

チェルシーさんはイヤホンをしており、話しかけてくる男に対して無視を決め込むことにした。男は話しかけても全く反応しないチェルシーさんを見て、諦めたのか去っていった。

しかしすぐに踵を返すとチェルシーさんを指差しながら歩み寄り、異常なほど顔を近づけて「この裏切り者!」と言ってきたのだ。危険を感じたチェルシーさんは急いで持っていたダンベルを床に置き、「近寄らないで!」と叫びながら後ろに飛び退いた。男はチェルシーさんの大きな声に驚いたのか、すぐに離れていった。

チェルシーさんは、数か月前にジムでこの男に話しかけられたのが始まりだったと明かしている。最初はフレンドリーに話しかけてくれる普通の良い人だと思っていたそうだが話しかけられる頻度が高く、トレーニングに集中したかったチェルシーさんは「あなたの助けはいらないし、アドバイスもいらないので1人にさせて」と伝えたという。

それから男はチェルシーさんだけでなく、ジムにいる人にランダムに話しかけ始めたのだが、その話題が奇妙なものばかりであることにチェルシーさんは気がついた。

「男は奇妙な陰謀論を話していました。『黒いバンが俺を追いかけて来る』『人格は変わるものなんだ』とかね。」

しかし今回の事件が起きる2週間前、友人とともにジムにきていたチェルシーさんは再び男に話しかけられたため、堪忍袋の緒が切れてしまった。

「いいかげんにしてよ。私たちのことは放っておいて。あなたと話したくないの。前にも言ったでしょ。あっちへ行って。」

かなり強い口調で伝えると、男は「クレイジー」「ビッチ」などの言葉でチェルシーさんを罵った。それからというもの男はジムで執拗にチェルシーさんを追いかけ、変なことを言ったりと嫌がらせをしてきた。

ジムのスタッフや他のメンバーはこのことを認識しており、目を光らせていた。チェルシーさんは「私がジムに行く時間帯の他の人たちとは仲が良くて、私が帰る時に安全に車まで乗れるようにと駐車場まで送ってくれました」と周囲の協力を得て対策を取っていたことも明かしている。

男にいつ何をされてもおかしくない状況で、今回の動画の事件が発生した。チェルシーさんに触れたり怪我をさせたりはしていないものの、明白な嫌がらせ行為にスタッフも見逃すことはできず、男にこのジムへの出入り禁止を言い渡した。

しかしその後ジムの前まで男が現れることがあり、スタッフは警察に通報した。警察の調べによると男は他の女性をストーカーしていたことも明らかとなり、最終的に逮捕されたそうだ。

チェルシーさんがこの動画に「女性でいるのっておもしろいよね」と皮肉を込めたコメントとともにTikTokアカウントに投稿すると、今月4日の時点で640万件以上の「いいね」が集まり大きな反響を呼んだ。

コメント欄には「この男は危険すぎる。目を見ただけで分かる」「これは怖すぎるよ」「だから私は女性専用のジムに行くの」「放っておいてって言っても分からない男っていっぱいいるよね」「ジムは女性に近づくための場所ではない」など男の行動に恐怖や批判の声が相次いでいる。



コメントのなかには「ジムのスタッフに訴えればすぐに追い出してくれるよ」「ストーカーは本当に気をつけた方がいい。特に駐車場などでは周囲に気を配っておいて」などのアドバイスも届いていた。



画像は『Chelsie Gleason 2021年10月28日付TikTok「being a female is fun」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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