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【海外発!Breaking News】マクドナルドのクリスマスCMに涙する人続出 「感情的になりやすい人は見ないほうがいい」の声(英)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年11月17日 5時0分

年末が近づくと多くの企業がクリスマスのイメージに合わせたテレビコマーシャルを放映するが、このほど英マクドナルドが発表したクリスマス向けのコマーシャルがイギリスで多くの涙を誘っている。コマーシャルは少女が幼い頃から一緒だった大事な友人の存在を成長していくとともに忘れてしまうストーリーが描かれているが、「感情的になりやすい人は見ないほうがいい」という声もあがっているようだ。『Metro』『The Sun』などが伝えた。

イギリスの公共テレビ局「Channel 4」で現地時間12日から放映された英マクドナルドのクリスマスCMが話題となっている。コマーシャルは“マチルダ(Matilda)”という少女と、少女の空想から生まれた緑色の毛で覆われた“イギー(Iggy)”というキャラクターとの友情を描いたものだ。

同コマーシャルは、楽曲『Time After Time(タイム・アフター・タイム)』が流れるなか、マチルダが空想で描いたキャラクターのイギーが突然、実物となって現れるところから始まる。イギーはマチルダにしか見えない空想上の友達だったが、幼いマチルダにとって大切な存在となっていった。

しかし徐々に成長していくマチルダは、スマートフォンなどイギー以外のものに時間を費やすようになる。そしてある日、友達が部屋に遊びに来るという時にマチルダはイギーをクローゼットに押し込んで扉を閉めてしまったのだ。その後、マチルダは友人たちとの楽しい時間を過ごすうちにクローゼットの中のイギーのことをすっかり忘れ、そのまま何年かが過ぎてしまった。

そして大人の女性へと成長したマチルダは、クリスマスシーズンにマクドナルドで友人たちとの時間を楽しんでいた。その時ふと近くのテーブルに座る家族に目をやると、幼い男の子がかつてマチルダがしていたように空想上の友達と遊ぶ姿があった。この瞬間、マチルダは心に置き去りにしたままのイギーのことを思い出したのである。



わずか1分半のコマーシャルの最後は、マチルダが彼女をずっと待ち続けていたイギーと再会し今年のクリスマスをともに過ごすシーンで終わっている。このコマーシャルは多くの視聴者の心の琴線に触れたようで、SNSには次のようなコメントが相次いだ。

「マクドナルドのクリスマスCMを見ているうちに涙が止まらなくなっちゃった。どうしちゃったんだろう私…。」
「感情的になりやすい人には、マクドナルドのクリスマス広告は見ないほうがいい。」
「マクドナルドの広告で私は(涙で)洪水状態です。誰か私に助けを送って!」



どうやら視聴者のなかにはマチルダの成長とともに忘れ去られていくイギーの姿が印象的だった人が大勢いたようで、「この映像が好きだけど、今欲しいのはイギーかな」「もしできるならイギーのぬいぐるみとか用意して欲しいな」といった声もあった。



英マクドナルドのシニア・バイス・プレジデントであるミシェル・グラハム=クレア氏(Michelle Graham-Clare)は、今回のクリスマスCMについてこのように語っている。

「クリスマスは子供にとっても大人にとっても喜びの多い時期です。今年はこれまでの困難な時期を経て、あちこちで家族が再会し、今まで以上に良いクリスマスとなることでしょう。このCMは、子供の頃のイキイキとした想像力という魔法を表現し、『何かを信じることに対して年をとりすぎていることはない』とあなたに思い起こさせてくれると信じています。」



画像は『McDonald’s UK 2021年11月14日付Twitter「Introducing Imaginary Iggy!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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