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【海外発!Breaking News】太陽光の反射でプロポーズした物理学者「ユニークかつロマンチックにしたかった」(米)

TechinsightJapan 2021年11月20日 22時51分

アメリカ在住のある物理学者が、ユニークでロマンチックなプロポーズをTwitterで公開し話題となっている。自らのスキルを駆使した彼は、太陽に反射する鏡を使って恋人にメッセージを伝えたという。『The Mirror』『The Daily Star』などが伝えている。

米カリフォルニア州サンフランシスコ在住のベン・バートレットさん(Ben Bartlett)は先月、交際して8年になる同性恋人へのプロポーズに成功した。物理学者のベンさんは、ユニークかつロマンチックな方法でプロポーズしたいと考えていたという。

ベンさんはその計画についてこう説明している。

「交際して8年になる彼にプロポーズをするため、太陽光を反射する六角形の鏡『ミラーアレイ』を作りました。僕たちは2人とも大のオタクなので、何かユニークなことをしたいと思ってこの鏡をデザインしたんです。交際8周年の日に、太陽の光が鏡に反射して『MARRY ME?(結婚してください)』と地面に映し出されるように設計しました。」

「これは3Dプリンタを使って作ったものです。その日のその時間に動作する正確な角度を計算して、それを3Dプリンタで出力しました。10月18日の午後5時30分に太陽がある場所を想定して設計しましたが、実際のところ3Dプリンタには誤差があって、焦点距離も十分に長いので日没から1時間以内であれば読みやすい文字が投影されます。」

ベンさんは当初、37個の鏡がハート型のデザインを映し出すテストを行い、そして169個の鏡を使って「MARRY ME?」の文字をデザインしたという。



ベンさんは「印刷がすべて終わったのがプロポーズの前日の夜だったので、事前にテストすることはできませんでした。だからちゃんと動くかどうか気になっていたのです」とのちに明かしたが、プロポーズ当日は夕暮れのビーチではっきりとその文字を映し出すことに成功した。そしてパートナーのアレックス・ライアンさん(Alex Ryan)はそこに「Yes!」と書いた。



「このプロジェクトはとても楽しかったし、私は(無償で一般公開している)オープンソースのコードが好きなので、3Dプリントモデルを生成するためにどのように設計したのか、ソースコードを書いて公開しようと思いました。このコードを修正して3Dプリントが可能なミラーアレイを作成すると、好きな場所に好きなデザインを投影することが簡単にできます。」

そう語るベンさんは、ミラーアレイの仕組みを知りたい人や自分で設計したい人のためにこのプロジェクトのコードを一般公開している。

なおこのユニークな方法はTwitterで拡散され、多くの人から祝福の声が寄せられた。

「おめでとうございます。こんな素晴らしいアイデアがあるなんて驚きました。」
「こんな素敵なプロポーズをされたら誰だって結婚したくなりますよね!」
「おめでとうございます。すごくカッコいい!」
「ユニークでクリエイティブなプロポーズですね。これはきっと、お二人にとって一生の思い出になるでしょう。」
「これまでで最高のプロポーズストーリー。2人の幸せを願っています。」

画像は『The Mirror 2021年11月17日付「Groom-to-be proposes to boyfriend with mirror revealing hidden message at sunset」(Image: bencbartlett/Twitter)』『Ben Bartlett 2021年11月10日付Twitter「I’ll put the code on GitHub soon with a write up of how I did it but here’s how I calculated the mirror angles:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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