Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】インドで2つの顔を持つ牛が誕生、人々は「神が起こした奇跡」と崇拝

TechinsightJapan 2021年11月22日 5時0分

インドのマディヤ・プラデーシュ州にある農場で最近、2つの顔を持った牛が誕生した。牛は奇形であるものの元気で、人々は“神が起こした奇跡”と呼んで崇めているという。『The Mirror』『IG News』などが伝えている。

印マディヤ・プラデーシュ州インドールのバージラスプラという村の農場で、顔が2つある子牛が誕生した。子牛は頭蓋骨が癒合しており、耳は2つ、目は4つ、口は2つあった。

飼い主の男性によると、子牛は奇形である以外は健康で、誕生後に“神が起こした奇跡”と噂が広がったという。男性の家には遠くから人々が神聖な牛に捧げる贈り物を持って押し寄せており、子牛のそばに跪き写真を撮って帰っていくそうだ。

子牛は4本の足で立ち歩くことができるが、頭が重いのか足元は不安定で、顔の中心にある2つの目が機能しているかどうかは分かっていない。ただ2つの口を上手に使ってミルクを飲んでおり、食欲はあるようだ。



飼い主の男性は現在、自宅で子牛を育てているが、先天奇形の子牛は死産または短命であることが多い。

獣医のアライナ・マクドナルド氏(Alaina Macdonald)は「2つの頭を持つ子牛は、一卵性双生児ができる妊娠初期の胚の形成に直接関わることです。奇形の原因ははっきりとは分かりませんが、多頭の牛が子供を産めるようになるまで生き延びるのは珍しいため、親から遺伝したとは考えにくいでしょう」と述べている。



ちなみにインドでは7月、3つの頭を持つ赤ちゃんが誕生し、人々は「神の化身」と呼んで崇めた。赤ちゃんは後頭部の後ろに2つの頭が連なるも、健康状態は良好だった。

画像は『The Mirror 2021年11月20日付「Calf born with four eyes and two mouths with crowds gathering to worship ‘divine’ cow」(Image: Jam Press Vid/Rare Shot News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

この記事の関連ニュース