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【海外発!Breaking News】お化け屋敷でショックを受けた少年、心臓発作を起こして死亡する(マレーシア)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年12月11日 4時0分

過去にホラー映画『アナベル 死霊博物館』を観ていた77歳の男性が映画館のシートに座ったまま息を引き取ってしまったことがあったが、このほどマレーシアでお化け屋敷に来ていた16歳の少年がショックで心臓発作を起こして亡くなってしまったという。『New York Post』『The Daily Star』などが伝えている。

マレーシアのパハン州ベントン市にあるお化け屋敷を訪れていたムハマド・スハイリルさん(Muhammad Suhairil、16)が、現地時間今月1日に心臓発作を起こして死亡した。地元メディア『KOSMO!』によると、ムハマドさんはお化け屋敷でショックを受けてその場に倒れこんでしまったという。

ムハマドさんは当時、友人の家族と共にマレーシアでも有名なお化け屋敷を訪れていた。ところがムハマドさんは恐怖からくるショックのせいか、顔が青ざめたまま床に倒れてしまった。周りの人たちが慌ててムハマドさんを起こそうとするも、心臓発作を起こしたためにグッタリとしたままだったそうだ。

一緒にいた友人家族らによってムハマドさんは新鮮な空気のあるお化け屋敷の外へと連れ出されてすぐに救急隊が呼ばれたが、ほどなくして彼は帰らぬ人となってしまった。現場の様子はその場に居合わせていた人によって撮影され、動画がSNSでシェアされると多くの人が衝撃を受けたようだ。

ちなみに米オハイオ州を拠点とするクリーブランド・クリニックの心臓外科医であるA.マーク・ギリノフ氏(A. Marc Gillinov)によると「人間は予期せぬ恐怖に見舞われると心臓発作を引き起こすことがあるが、それは極めて稀である」とし、次のように述べた。

「残念ながらこのような事態を予測するのは難しいことです。また突然恐ろしい思いをするような予期せぬハプニングにうまく対処することは無理なため、今回のケースのように突然心臓病を発症するような引き金となるストレスは極力避けるように生活することが望ましいと言えます。」

ストレスによって胸の痛みや息切れなどの症状が伴う病気としてはブロークンハート症候群と呼ばれる「たこつぼ心筋症」が知られるが、この疾患を持つ人の中で他に何らかの問題を心臓に抱えている場合に限り、心臓発作を起こす危険があるという。今回亡くなったムハマドさんは、のちの検視結果で心臓に穴が空いていたことが明らかとなっているが、今のところ正確な死因は分かっていないとのことだ。



画像は『New York Post 2021年12月6日付「Teenage boy dies of heart attack while touring haunted house」(Mr Wan Cai Official)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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