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【海外発!Breaking News】毎日午前2時に目覚める息子、原因はベビーモニターから聞こえる不気味な声だった(英)

TechinsightJapan 2021年12月10日 6時0分

家事をしている時や深夜でも離れた部屋にいる赤ちゃんの様子を見守るベビーモニター。便利なことから気軽に利用する人が増える一方で、背筋が凍るような被害に遭う人も少なくないようだ。『The Sun』などが伝えている。

今から数か月前のこと、英オックスフォードシャー州バンベリー在住のシャノン・リチャードソンさん(Shannon Richardson、22)とパートナーのジャック・グレイさん(Jack Grey)は、1歳3か月の息子フレディ君(Freddie)が毎日午前2時頃になると目を覚ますことに気付いた。

カップルは息子がなぜ夜中の同じ時間に起き、なかなか寝つけないでいるのか分からずに当惑していたが、ある日のことその理由を知って愕然とした。

それは10月の午前2時半頃だった。シャノンさんとジャックさんがテレビを見ていると、2階のフレディ君の部屋を映し出すモニターがゴソゴソと動く音をキャッチした。

2人は「きっとまた息子が起きて、ベビーベッドの中で動いているに違いない」と部屋の様子を見ていると、予想だにしなかったことが起きた。

シャノンさんは当時のことをこのように振り返る。

「フレディの部屋から突然、低い男の声がはっきりと聞こえたのです。それはまるで息子を起こすように『ベイビー』『ババ』と語りかけていて、ジャックは息子の部屋に侵入者がいると確信し、階段をものすごい勢いで駆け上がっていきました。」

「そしてジャック勢い込んでドアを開けると、ベビーモニターのカメラがジャックの動きに合わせて動きました。部屋にはフレディしかいませんでしたが、ジャックは壁に取り付けられていたモニターをむしるように掴み取ると、フレディを抱き上げました。」

「自分たちの寝室に行った私たちはショック状態で何を信じていいのか、どうしたらいいのか分からずにその場に座りこみました。信じられないことにベビーモニターはハッキングされ、男の声はモニターから聞こえていたのです!」



ジャックさんはその後、ベビーモニターをゴミ収集ボックスに捨ててしまったそうで、それ以来フレディ君が夜中に目を覚ますことはなくなった。フレディ君の誕生以来、ベビーモニターをずっと利用してきたというシャノンさんは、今回の件についてこのように述べている。

「ベビーモニターは便利だし、息子を見守ることができるので安全だと思っていましたが、私は自宅にいることが怖くなり、母親の家で過ごすことが増えました。またフレディを部屋に1人で寝かせるのも気が引けて、息子はしばらくの間、私と一緒に寝ていました。」

「男がどのくらいの間、あの部屋の様子を見ていたのかは分かりません。ただ息子がお風呂に入った後は部屋で着替えをさせ、夜中に起きると私たちが部屋に行って寝かしつけていたのです。まさかベビーモニターを通して部屋を覗かれていたなんて、誰が考えるでしょう。あの声の主が地元に住んでいる男で、少なくとも数週間は私たちを監視していたのでは…と思うと気分が悪くなり恐ろしくなるのです。」



なおハッキングを防ぐには、パスワードを複雑にして定期的に変えたり、OSやアプリの更新を行ったり、不要なカメラは無効化するなどセキュリティ対策をしっかり行うことが有効だという。

画像は『The Mirror 2021年12月8日付「Parents ‘sickened’ after catching ‘creep’ talking to their baby through camera」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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