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【エンタがビタミン♪】オードリー若林、吉本芸人が1人も出ない『お笑いラジオスターライブ』を深読み「マヂラブ、霜降りが出る想定のタイトルだよね」

TechinsightJapan 2021年12月14日 11時16分

若林正恭のエッセイ集『ナナメの夕暮れ』文庫版が発売され「恥ずかしくてスタバで『グランデ』が頼めない」など心をくすぐる表現が共感を呼んでいる。お笑いコンビ・オードリー(若林正恭、春日俊彰)が出演する『ニッポン放送 お笑いラジオスターライブ2022』(2022年3月6日開催)についてラジオ番組で話した際にも、若林ならではの感性が炸裂。ニッポン放送と吉本興業の関係を深読みすれば、ライブ企画のアイデアが次から次に溢れて止まらなくなるほどだった。

ニッポン放送では様々なお笑い芸人が冠ラジオ番組を持っている。このほど「ニッポン放送でパーソナリティを務めるお笑いラジオスターが大集合!」を謳うライブの出演者にアンガールズ、オードリー、三四郎、ナイツ、ぺこぱの5組が発表された。12月11日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』でその顔ぶれに対して首をかしげたのが若林正恭だ。中川家や霜降り明星、マヂカルラブリーといった吉本興業所属の芸人が入っていないことに気づいて「誰も大きな声で言えないんだろうけど…吉本と話し合いがうまくいかなかったんだろうね」とぶっちゃけたところ、春日俊彰も「たまたま吉本さんが1人もいないなんて、ちょっと考えがたいね」と同調した。

若林は前々から「オードリーはアドリブ漫才の申し子」だとアピールしており、大御所コメディアン・萩本欽一との共演による新春ラジオ特番『欽ちゃんとオードリー若林のキンワカ60分』(2022年1月2日放送)の収録では萩本が若手の芸を見ない理由を「台本があるのは素人じゃん」と話したことに驚き、テレビ番組でスタッフに尺を聞かれても「無限」と答えるというスタンスに「尖ってるなー!」と度肝を抜かれたそうだ。若林はそれによってアドリブにこだわってきたことに自信をもったようである。

このたびは『お笑いラジオスターライブ』について若林らしいセンスでいじりたおしたが、なかには実現したらおもしろそうな企画も見受けられた。

10月から新番組『NON STYLEと峯岸みなみのフリースタイルジャーニー』がスタートしたNON STYLEも含めて吉本興業所属のパーソナリティには『M-1グランプリ』の歴代王者が多い。若林は『お笑いラジオスター』のタイトルを『M-1』チャンプの中川家やノンスタ、霜降り、マヂラブなどが出る想定で考えたのではないかという。その読みには春日も「なるへそ…で蓋を開けたらこの5組だったみたいな。看板がでかすぎるね」と納得していた。

若林は当初、漫才だけをやるライブだと聞いていたそうだ。しかし漫才だけでは時間が埋まらず何らかの企画をプラスすると知り「話が違う」とテンションが下がったらしい。だが、企画についてアイデアを出すうちに再びテンションが上がりはじめた。



たとえば『オールナイトニッポンX(クロス)』でパーソナリティを務める2人組音楽ユニット・YOASOBIが漫才をやったらおもしろそうだとか、若林が『うどうのらじお』のパーソナリティ・有働由美子アナと漫才をやってみたいという風に斬新な発想が飛びだし、佐久間宣行プロデューサーと春日が組んで漫才をしてはどうかとまで提案。なかでもオードリーと付き合いが長いヒップホップユニット・Creepy Nutsには食指が動いたようである。「DJ 松永がボイパ(ボイスパーカッション)でR-指定がラップをすればクオリティ高い漫才ができそう」と具体的にイメージしていた。春日は一連のアイデアに対して「その日しか見られないというお得感はあるよね」と評価しており、主催者のニッポン放送が参考にすることを期待したい。

画像2、3枚目は『YOASOBIのオールナイトニッポンX 2021年10月23日付Twitter「#CreepyNuts と仲良くなろう」』『Creepy Nuts 2020年9月9日付Instagram「2020.09.08.tue「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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