約20年前からハリー・ポッターに夢中になり、現在では6300点以上の魔法グッズを所有しているイギリス在住の女性がギネス世界記録に認定された。毎月15000円ほどを費やしてアイテムを手に入れているという彼女の自宅には、ハリー・ポッターコレクションの専用の部屋が3つあるそうだ。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
英ウェールズのミッド・グラモーガンに住むトレーシー・ニコル・ルイズさん（Tracey Nicol-Lewis、47）は、ハリー・ポッターの大ファンだ。長年にわたり様々なアイテムを集めてきたトレーシーさんは、ハリー・ポッターに登場するグッズはもちろん、本やレゴブロック、アート作品など6300点以上ものアイテムを所有しており、その魅力についてこのように語っている。
「息子が誕生した2002年に初めて『ハリー・ポッターと賢者の石』を観てから魔法の世界に夢中になって、初めて手に入れたグッズは近所の店で購入したカエルチョコレートでした。それ以来コレクションが増え続けて、今では3つの部屋を占領しています。私は自分のコレクションを見たり並べ替えたりするのが大好きで、その部屋にいる時はまるで魔法の世界にいるような気分になってとても幸せなのです。」
「2005年に亡くなった前夫のサイモン（Simon）からの最後のプレゼントが、小説版の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でした。彼が亡くなった数週間後に届いたその本は、生前に注文してくれたものだったんです。彼の死を乗り越えることができたのは、作者であるジョアン・ローリングさん（J・K・ローリング）のおかげだと思っています。そのこともコレクションが増えた理由のひとつです。」
その後もオークションサイトなどを利用して少しずつコレクションを増やしたトレーシーさんは、2006年頃までに100点ほど集めたという。
現在の夫であるマーティンさん（Martin、45）は当初、そんな彼女の趣味に賛同しなかったそうだ。だがトレーシーさんは次のように明かした。
「交際を始めた時から、ハリー・ポッターが好きでグッズを集めているとマーティンに伝えていました。それでも初めて家に来て、コレクションを見た時はちょっと衝撃を受けていましたね。でも今では私の趣味につき合ってくれて、家の装飾を手伝ってくれたり、必要なものを買ってくれたりするんですよ。彼は本当に素敵な人です。2019年にはコレクションを収容するために広い家に引っ越したほどです。」
そんな夫妻は昨年、米フロリダ州オーランドにあるテーマパーク「ディスカバリー・コーブ（Discovery Cove）」でハリー・ポッターをテーマにした結婚式を挙げたという。
そして今年4月、マーティンさんはトレーシーさんが集めたハリー・ポッターコレクションでギネス世界記録に挑戦することを提案したそうだ。当時5284点のアイテムを持っていた彼女は、今年10月に「世界一のハリー・ポッターコレクション所持者」「世界一の魔法界の記念品の所持者」として2つのギネス世界記録に認定された。
現在では6300点以上のアイテムを所有するトレーシーさんは、その喜びをこのように述べている。
「私のコレクションが世界記録を達成するほどだとは思っていませんでしたが、どれも素晴らしいものばかりなのでとても光栄です。一番大きいものは『ハリー・ポッターと呪いの子』のダンボール製ブックディスプレイで、高さは5フィート（約1.5メートル）にもなります。思い出が詰まったアイテムばかりでとても気に入っています。」
「このコレクションを評価してもらったことはありませんが、今でも毎月100ポンド（約15000円）ほど費やして新しいアイテムを手に入れています。『もうこれ以上買う必要はない』と思いつつ、お店に行くといつもカゴに何かを入れてしまうんですよね。いつか作家のジョアン・ローリングさんに直接会うことができたら、ハリー・ポッターシリーズが私の人生を変えてくれたことに感謝したいです。」
画像は『New York Post 2021年12月14日付「Woman has the world’s largest ‘Harry Potter’ memorabilia collection」（Tom Wren SWNS）（Tracey Nicol-Lewis / SWNS）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 上川華子）
英ウェールズのミッド・グラモーガンに住むトレーシー・ニコル・ルイズさん（Tracey Nicol-Lewis、47）は、ハリー・ポッターの大ファンだ。長年にわたり様々なアイテムを集めてきたトレーシーさんは、ハリー・ポッターに登場するグッズはもちろん、本やレゴブロック、アート作品など6300点以上ものアイテムを所有しており、その魅力についてこのように語っている。
「息子が誕生した2002年に初めて『ハリー・ポッターと賢者の石』を観てから魔法の世界に夢中になって、初めて手に入れたグッズは近所の店で購入したカエルチョコレートでした。それ以来コレクションが増え続けて、今では3つの部屋を占領しています。私は自分のコレクションを見たり並べ替えたりするのが大好きで、その部屋にいる時はまるで魔法の世界にいるような気分になってとても幸せなのです。」
「2005年に亡くなった前夫のサイモン（Simon）からの最後のプレゼントが、小説版の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でした。彼が亡くなった数週間後に届いたその本は、生前に注文してくれたものだったんです。彼の死を乗り越えることができたのは、作者であるジョアン・ローリングさん（J・K・ローリング）のおかげだと思っています。そのこともコレクションが増えた理由のひとつです。」
その後もオークションサイトなどを利用して少しずつコレクションを増やしたトレーシーさんは、2006年頃までに100点ほど集めたという。
現在の夫であるマーティンさん（Martin、45）は当初、そんな彼女の趣味に賛同しなかったそうだ。だがトレーシーさんは次のように明かした。
「交際を始めた時から、ハリー・ポッターが好きでグッズを集めているとマーティンに伝えていました。それでも初めて家に来て、コレクションを見た時はちょっと衝撃を受けていましたね。でも今では私の趣味につき合ってくれて、家の装飾を手伝ってくれたり、必要なものを買ってくれたりするんですよ。彼は本当に素敵な人です。2019年にはコレクションを収容するために広い家に引っ越したほどです。」
そんな夫妻は昨年、米フロリダ州オーランドにあるテーマパーク「ディスカバリー・コーブ（Discovery Cove）」でハリー・ポッターをテーマにした結婚式を挙げたという。
そして今年4月、マーティンさんはトレーシーさんが集めたハリー・ポッターコレクションでギネス世界記録に挑戦することを提案したそうだ。当時5284点のアイテムを持っていた彼女は、今年10月に「世界一のハリー・ポッターコレクション所持者」「世界一の魔法界の記念品の所持者」として2つのギネス世界記録に認定された。
現在では6300点以上のアイテムを所有するトレーシーさんは、その喜びをこのように述べている。
「私のコレクションが世界記録を達成するほどだとは思っていませんでしたが、どれも素晴らしいものばかりなのでとても光栄です。一番大きいものは『ハリー・ポッターと呪いの子』のダンボール製ブックディスプレイで、高さは5フィート（約1.5メートル）にもなります。思い出が詰まったアイテムばかりでとても気に入っています。」
「このコレクションを評価してもらったことはありませんが、今でも毎月100ポンド（約15000円）ほど費やして新しいアイテムを手に入れています。『もうこれ以上買う必要はない』と思いつつ、お店に行くといつもカゴに何かを入れてしまうんですよね。いつか作家のジョアン・ローリングさんに直接会うことができたら、ハリー・ポッターシリーズが私の人生を変えてくれたことに感謝したいです。」
画像は『New York Post 2021年12月14日付「Woman has the world’s largest ‘Harry Potter’ memorabilia collection」（Tom Wren SWNS）（Tracey Nicol-Lewis / SWNS）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 上川華子）