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【エンタがビタミン♪】ダウンタウン『お笑いアカデミー賞』で“奇跡の収録” パンサー向井が目撃したもう一人の功労者

TechinsightJapan 2021年12月16日 12時13分

ダウンタウンが総合司会を務める年末特番『お笑いアカデミー賞2021』(TBS系)が12月25日に放送される。先日収録を終えた向井慧(パンサー)がラジオ番組で話したところによると、総勢50人ほどのタレントが集結しながら予想以上にタイトなスケジュールだったので時間通りの進行を半ば諦めていたという。ところが百戦錬磨のダウンタウンによって収録がどんどん進んでいく光景を目の当たりにして、その手腕に感服したそうだ。そんななか向井が目にとめたのは、あるベテラン芸人の奮闘ぶりだった。

『お笑いアカデミー賞2021』はそれぞれのジャンルで活躍した芸人を表彰する3時間特番である。12月14日放送の『#むかいの喋り方』(CBCラジオ)で収録を振り返った。一般的にオンエアする時間の2倍は収録にかけるそうでセオリー通りならば6時間必要なはずだが、スケジュールには「14時開始で18時終了」とあり4時間しかとっていなかった。向井慧は「休憩などが入れば…」と計算して「これは押すな。無理だろう」と思ったそうだ。

映画のアカデミー賞に倣って授賞式という設定で芸人たちが壇上に上がってエピソードトークしたり、ネタを披露するため時間調整も難しいだろう。しかし浜田雅功が「はい終了です! さよーならー!」と締めたので、時計を見たところ「17時58分」だったという。向井は「マジですごいよ」と反芻していた。

浜田と言えば、2019年1月放送の『ジャンクSPORTS プロ野球一斉調査SP』(フジテレビ系)で遠藤章造(ココリコ)に「1時間番組を45分で終わったことありますからね」と明かされたことがある。浜田は「それはお前の元嫁に言われたんや」と応じて、以前にタレントの千秋から「阪神の優勝がかかった試合を見たいので」と相談されて収録を45分で終わらせた真相に触れた。パンサー向井は『お笑いアカデミー賞2021』の浜田を見て、その伝説が脳裏に浮かんだという。

さらに向井が驚いたのは松本人志の実力だった。収録を4時間かけずに終わったからといって盛り上がらないところなどなく、もし芸人が滑っても松本が一言いじって爆笑を誘い「じゃあ続いては…」と進んでいったそうだ。向井は「ダウンタウンさんは本当にすごい」と感服していたが、数々の冠番組をはじめ『お笑いの日2021』では8時間におよぶ生放送でMCを務めるコンビならではの才覚かもしれない。

そんななかで向井が着目したのが“フジモン”こと藤本敏史(FUJIWARA)である。フジモンは2012年2月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「待ってました!!ガヤ芸人」に出演したように“ガヤ芸人”の元祖とも言える存在だ。錚々たるメンバーが揃った『お笑いアカデミー賞2021』では、他の芸人たちが気おくれしてガヤに勢いがないなか藤本が奮闘したという。



たとえば春日俊彰(オードリー)に対して「トゥース! やって、トゥース!」とあおれば、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)をきっかけに仲直りした話題のベテランコンビ、おぼん・こぼんが登場すると「おしぼり投げてー」と『水ダウ』で緊迫したシーンを蒸し返したという。向井はダウンタウンに加えて「もう一人すごかったのがフジモン。フジモン先輩さすがだな」と舌を巻いた。

ちなみに10月放送の『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレビ朝日系)で、フジモンをゲストに迎えてMCの福田麻貴(3時のヒロイン)、加納(Aマッソ)、サーヤ(ラランド)が“ガヤ”のレクチャーを受けた時のことだ。オンエア後に配信されたYouTube限定トーク『【加納×福田×サーヤ】フジモンの怒涛のツッコミに疲労困憊【トゲアリトゲナシトゲトゲ】』で、3人はパワフルなフジモンについて「元気やったね!」、「すごすぎるわ」と疲れ気味に振り返りながら、ゲストに呼びたいツッコミ芸人に話題がおよび「最終目標は浜田さんを目指したい」と浜田雅功に行きついていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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