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【海外発!Breaking News】ペットの魚を水筒に入れて幼稚園へ 3歳児の行動に「これが子どもを持つということ」と笑いの声(米)

TechinsightJapan 2021年12月18日 17時20分

大好きなペットの魚と幼稚園に行きたかった3歳の女の子が、こっそり水筒に魚を入れて連れていってしまったという話題がアメリカより届いた。一緒に朝の準備をしていたはずの母親は全く気づかなかったそうで、「幼稚園から電話がきて愕然とした」と明かしている。ネット上では「子どもを持つのってこういうことだよね」と笑いや共感の声があがっているようだ。『Insider』などが伝えた。

米ペンシルベニア州在住のローレン・スキャンランさん(Lauren Scanlan)はある日、娘ペイトンちゃん(Peyton、3)と息子ジョニー君(Johnny、6)をそれぞれ幼稚園や学校に送り届けるために朝から慌ただしく準備をしていた。

ペイトンちゃんが自分で行う朝の準備の一つに、ペットとして飼育している魚の“マーメイド(Mermaid)”へのエサやりがある。その日も普段と変わらずペイトンちゃんがマーメイドにエサをあげている間に、ローレンさんは上の階へ着替えの洋服を取りに行った。

そして洋服を手に戻ってくると、ペイトンちゃんが「こっちに来ちゃダメ!」とローレンさんに伝えたという。いつもとは少し様子が違う行動に疑問を抱いたローレンさんだったが、マーメイドのエサが床に散らばっているのを見て「エサをこぼしたことを娘は怒られると思ったんでしょうね」と明かしている。

ローレンさんは「大丈夫よ。私が片付けておくから」と話し、ペイトンちゃんが手に持っていたピンク色のプラスチック製の水筒をバッグにしまうように促した。

その後、2人を送り届けて忙しい朝を終えたローレンさんが一息ついていると、ペイトンちゃんが通う幼稚園から連絡がきた。何かあったのかと思いながら電話に出ると、それは驚きの連絡だった。

「ペイトンちゃんがペットの魚を水筒に入れて幼稚園に持ってきたことをご存じでしたか?」

予想外の質問に、ローレンさんは「愕然としましたよ。『全く知りません』としか言えませんでしたね。ペイトンはエサをこぼしてしまった以上の秘密を隠していたんです」と笑って当時を振り返っている。

幼稚園の先生は、おやつの時間にペイトンちゃんが水筒の水を飲んでいる時に違和感を覚えたという。そしてよく見てみると、ペイトンちゃんの水筒の中で生きた魚が泳いでいたのだ。ペイトンちゃんに聞くと「マーメイドが大好きだから、幼稚園に連れてきたかったの」と答えたそうだ。

狭い水筒の中に入れられてしまったマーメイドだったが、幸いにも弱ったり死んでしまうことはなく、無事に家の水槽に帰ってくることができた。

今回の可愛いハプニングを、ローレンさんはいとこであるコナー・ヒューズさん(Connor Hughes)に話した。最近は妻のブリアンさん(Brieanne)と子どもをいつ作ろうかと考えていたコナーさんは、ペイトンちゃんのやんちゃな姿を見て「まだ早いかな」と思ってしまったそうだ。

この話をコナーさんが自身のTwitterでシェアすると、「これはまた伝説が生まれたね」「涙出るほど笑ってる」「親になってこういう話を楽しみにしたい」「3歳のうちの子もやりそうで怖い」「これが子どもを持つことなんだよね」など笑いや共感の声が寄せられている。

ローレンさんは「忙しい朝のルーティンに、魚やヤドカリのチェックも加わってしまった」と嘆きながらも、「マーメイドを水筒に入れて蓋をする前にちゃんとエサも入れていたので、少なくともペイトンは良い飼い主ですよね」と前向きに捉えている。

ペイトンちゃんのマーメイドを思っての行動に怒ることもできなかったと話すローレンさんだが、ペイトンちゃんとは「幼稚園に持っていくのに適切なものとそうでないものについて、じっくりと話し合いましたよ」とのことだ。

なお今回の件をきっかけにマーメイドが入っていた水槽はアップグレードされ、ペイトンちゃんが勝手に水槽の蓋を開けられないような頑丈なものに変わったそうだ。

画像は『Insider 2021年12月15日付「A mom thought she got through her hectic morning routine until the preschool called to say her daughter brought a fish to school」(Courtesy of Lauren Scanlan)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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