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【海外発!Breaking News】成長が止まってしまった女性「私は8歳の身体を持つ22歳の大人」と訴え(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2021年12月19日 21時0分

病気の治療がきっかけで身体の成長が止まり、どこに行っても小学校低学年の子供と間違えられてしまうという22歳の女性が、これまでの経験や悩みなどを語り「私は子供の身体を持つ大人の女性よ!」と訴えた。『The Sun』『New York Post』などが伝えている。

アメリカ在住のシャウナ・ラエさん(Shauna Rae、22)は、生後6か月の時に稀な脳腫瘍を患った。シャウナさんはその後、化学療法の副作用で様々なホルモンを分泌する脳下垂体がほとんど機能しなくなり、身長が約116センチで止まってしまった。これは日本の6歳女児の平均身長とほぼ同じで、22歳のシャウナさんを成人した女性とみる人はほとんどいないという。

シャウナさんは「子供のように見えるから、デートの相手を探すのも、バーに行くのも難しい」と明かし、「私は子供ではなく女性よ。8歳の身体を持つ22歳の女性なの!」と訴える。

そのうえで「私は今、シングルで恋人を探しているの。でも私に興味を持ってくれるのは、ちょっと変わった人や気持ち悪い人ばかり」と述べると、「自分が心地よいと思える場所から外に出ていくのには勇気がいるし、怖いわ。でも幸せを掴むには、ある程度のリスクを背負うことも必要だと思っているの」と続けた。

そんなシャウナさんは知らない相手とデートをするブラインドデートも経験しているが、デートしたある男性が「最初に彼女を見た時は、悪ふざけかと思った」と明かすように、なかなか恋愛の対象として見てもらえない悩みを抱える。またバーに行けばバーテンダーに「子供はバーには入れないよ」と断られ、タトゥー入れようとすると「年齢制限があるけど、あなたはいったいいくつなの?」と真顔で質問されてしまう。エピソードをあげればきりがないが、シャウナさんはそのたびに「私は22歳よ」と説明をしなければならない。



そんなシャウナさんをそばで見てきた母パトリシア・パティ・シュランケルさん(Patricia “Patty” Schrankel、以下パティさん)は、娘についてこう語っている。

「生後6か月で娘が病気を患った時は本当につらかった。それにあの子が一生、あのままで過ごさなければいけないと思うと心苦しくて。自分に責任を感じてしまうのよ。だから今、私にできることと言ったらあの子を守ることだけなのよ。」

ただシャウナさんは「母は私を独立した一人の女性として見てくれない」と苛立ちを募らせており、「義父も私が外出する時には『誰と飲みに行くの?』『誰が運転するの?』『帰宅時間は?』などと聞いてくるの。もっと私を大人として扱って欲しいわ」と憤る。

シャウナさんの気持ちを十分理解しつつも、パティさんは「娘を独り立ちさせたいのはやまやまだけど。でも私の心の準備ができていないの」と複雑な胸のうちを明かした。

それでもシャウナさんは、「私はたばこも吸うし友人らと飲みに出かけるのが大好きなの。友人にはよく『酔っ払うと面白くなる』って言われるわ」と自身が普通の22歳と何ら変わらないことを主張し、「身体は成長しないけど、みんなには私を大人として見てもらいたいの。私は独立できるよう努力しているのだから!」と強い口調で語った。



なおシャウナさんのエピソードは米リアリティ番組チャンネル『TLC』が特集しており、「どこにいくにも質問されるのは嫌だろうね。でも話をすれば小学生でないことは分かるよ」「身体が小さくても普通の生活を歩んでいる人はいる。負けないで」「彼を見つけるのは大変そう。子供と付き合っていると通報されそうだから。理解ある人に出会えるといいね」「幸せになって欲しい」「いつか真の愛を見つけることができるといいね」といった声が寄せられている。



画像は『New York Post 2021年12月17日付「I’m 22 & stuck in the body of an 8-year-old - only creeps want to date me」(TLC/YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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