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【海外発!Breaking News】英KFCのレッドホットウイングに鶏の頭が混入、写真つきレビューに「トラウマ級」の声(英)

TechinsightJapan 2021年12月24日 16時59分

これまでにも食料品や飲食店で提供された料理に異物が混入していた例は少なくないが、このほどイギリスのケンタッキー・フライド・チキンでレッドホットウイングを購入した客のレビューが多くの人をゲンナリさせている。レビューの写真には衣で揚げられた鶏の頭が捉えられていた。『The Sun』『New Yok Post』などが伝えている。

今月20日、料理のテイクアウトのレビューをまとめたInstagramアカウント「Takeaway Trauma」に投稿された写真が物議を醸した。注目のレビューはもともとイギリスを拠点とするオンライン食品注文配達サービス「Just Eat」に投稿されたものだが、Instagramでシェアされたことによりさらに関心を集めたようだ。

この投稿は英KFCのフェルサム店でレッドホットウイングを注文したガブリエルさん(Gabrielle)が今月12月3日に書いたもので、「ホットウイングの中にフライド・チキン・ヘッド(鶏の頭)が入っていました。もう残りのホットウイングを食べる気になれません。ウゲェ…」と2つ星をつけており、“フライド・チキン・ヘッド”の写真が添えられていた。

“フライド・チキン・ヘッド”は衣で揚げられているものの、クチバシや閉じた目などから明らかに鶏の頭だということが分かる。この衝撃的な写真に、ユーザーからはこのような声があがった。

「これが2つ星ならどんな状態が1つ星なんだよ。」
「これを見る2分前に時間を戻せたらと本当に思う。」
「なぜ彼らは調理の準備中にこれに気づかなかったんだろう?」
「うわー! こりゃいただけない写真だね。トラウマ級だよ。」

なかにはヴィーガニストと思われるユーザーから「もし自分の食べ物が、死んだ動物が由来だということを気持ち的に対処できないのなら肉を食べるべきではないんじゃない」といった声も見られた。

騒ぎが大きくなったことで、英KFCでは「これがどのようにして混入したのか非常に困惑している。それにもかかわらず2つ星とはなんて寛大なレビューなんだ」とTwitterに投稿、さらに英メディア『The Sun』のインタビューに応じ、このように話している。

「単刀直入に申し上げると、私たちは真のチキンを提供しそれを誇りに思っています。しかしながら我々はこの写真を見て本当に驚きました。投稿者のガブリエルさんに連絡を取って、どのようにしてこのようなことが起こったのか調べている最中です。」

「これは明らかに店舗で準備されるまでに我々の納入業者、パートナー企業、我々のチームが行っている厳しいプロセスとチェックをすり抜けた結果で起こったものと思われます。どんなに素晴らしいプロセスでさえも稀にミスが起きてしまうことがあるのは事実です。今回は本当に信じられないほど稀な例でした。」

同社は今回の件を深刻に受け止めており、すでに納品業者とさらなる措置を講じ、再発防止のためにスタッフへのトレーニングを行っているそうだ。ガブリエルさんにはKFCの無料食事券を受け取ってもらったうえで、ガブリエルさんとその家族に店舗でどのように調理が行われているかを見てもらい、鶏の頭が入っていることは二度とないことを分かってもらえたという。

画像は『The Sun 2021年12月23日付「CLUCKIN GRIM Diner disgusted after finding a full CHICKEN HEAD in her box of KFC hot wings」』『Takeaway Trauma 2021年12月20日付Instagram「fried chicken head」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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