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【海外発!Breaking News】こっそり店内でクリスマスパーティーを行った従業員たち 監視カメラを切り忘れて秒でバレる(英)

TechinsightJapan 2021年12月25日 15時17分

イギリスのバーにて、オーナーが店内の監視カメラを確認するとクリスマスパーティーを楽しむ人々の姿が映った。しかもよく見ると全員が従業員で、勝手にパーティーを行っていたことが判明した。しかし寛容なオーナーは、パーティーの様子をFacebookに投稿して笑い話にしたという。『Manchester Evening News』などが伝えている。

英グレーター・マンチェスターのボルトンにあるバー「The Definitely Maybe Bar」でオーナーのポール・ギャラガーさん(Paul Gallagher、42)と兄のマークさん(Mark、45)は今月20日、営業に問題がないか確認するためにいつも通り店内の監視カメラをチェックした。

そこには10人の男女がサンタ帽を被り、クリスマスパーティーを楽しむ姿が映っていた。客がパーティーを楽しんでいたのかと思いきや、よく見てみるとその顔触れは全員がバーの従業員だったのだ。

ポールさんは「店内の安全を確認するために、よく監視カメラの映像をチェックしています。ところがその日、監視カメラの映像を見るとスタッフみんながサンタ帽を被り、テーブルにはデコレーションが飾り付けられて、あちこちにプレゼントが置かれていたのです。すぐに何が起きているのか理解しましたね」と当時を振り返る。

ポールさんが察した通り、従業員らはオーナーのポールさんに内緒でクリスマスパーティーを開いていたのだ。途中で従業員たちは監視カメラのスイッチを切り忘れていたことに気付くと、カメラに向かって笑顔で中指を立ててポーズを決めた。そしてカメラにサンタ帽を被せると、そのままパーティーを続けたという。

勝手にパーティーを行い、しかもオーナーであるポールさんを招待しなかったことで、ポールさんの逆鱗に触れてしまってもおかしくはない。ところが寛大なポールさんは「地元のミュージシャンまで呼んでいてちょっと図々しいとは思いましたが、気にしませんでした。帽子でカメラが隠された時は笑いましたよ。年末の忙しい1週間が控えていたので、飲み過ぎないようにしてほしいとは思いましたけどね」と話しており、優しいポールさんの計らいで従業員たちは朝方までにぎやかに過ごしたそうだ。

同店では毎年1月に従業員同士のクリスマスパーティーを開いているそうだが、パンデミックの影響で昨年は行うことができなかった。現在も感染者数が増えてきていることから「今年も中止になってしまうのでは」と心配した従業員たちは、月曜日で客の少ない日にパーティーをやってしまおうと画策し、昨年できなかった分も大いに楽しんだという。

ポールさんは「うちに来るお客さんたちが、スタッフらのこの様子を見てきっと笑ってくれると思ったのでFacebookに投稿してみました」と明かしており、コメント欄にはポールさんの予想通り「最高のスタッフたちだね」「パーティーじゃなくて、ワインとチーズ付きの会議だったんだよね?」など笑いやジョークを飛ばす声が届いていた。

ポールさんは「1年間お客さんにサービスを提供してきたスタッフたちが楽しんでいる姿を見て、ユーモアを感じる人もいたと思います。この業界は再び先行きの見えない状況に置かれ、そこで働く人々が将来を不安に思う気持ちは見過ごされがちです」「一晩だけでもそのことを忘れ、リラックスした彼らの姿を見ることができて良かったですよ」とコメントを残している。



今回は監視カメラに笑ってしまうような光景が映っていたが、過去には店の監視カメラを通して空き巣を発見したり、警報を鳴らさないようにアルミホイルに身を包んだ強盗の姿が監視カメラに映っていたなど物騒な事例も報告されていた。

画像は『The Definitely Maybe Bar 2021年12月21日付Facebook「Shout out to our bar staff…….throwing their own Christmas party and not inviting the bosses」』『Manchester Evening News 2021年12月23日付「Staff’s secret Christmas party they didn’t invite boss to busted after they forgot crucial element」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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