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【海外発!Breaking News】自分へのプレゼントとしてネット注文したiPhone 箱の中身は板チョコ2枚で激怒(英)

TechinsightJapan 2021年12月28日 12時19分

ネットで注文したiPhone 13 Pro Maxが届き、その箱を開封した男性が「中身は板チョコ2枚だった」と明かして物議を醸している。約16万円で購入したiPhoneが300円ほどの板チョコに代わっていたことに激怒した男性は、いまだiPhoneを手にしていないそうだ。『LADbible』などが伝えた。

英ウェスト・ヨークシャー州リーズ在住のダニエル・キャロルさん(Daniel Carroll)は今月2日、Apple社のウェブサイトを介してiPhone 13 Pro Maxを1045ポンド(約16万1000円)で注文した。今年一年頑張った自身へのクリスマスプレゼントとして購入したそうで、届くのを心待ちにしていた。

在庫の関係により最短で17日に届くという通知を受けたダニエルさんだったが、「配達予定日にDHL(配達会社)から何度も矛盾した通知が届きました。最初は“配送中”となっていたのですが、次は“遅延”、最後に“13:45~14:45の間に配達中”という表示になりました。その日は一日中家にいましたが、結局荷物を受け取ることはありませんでした」と明かした。

その後ダニエルさんは荷物のウェブ追跡をし、そのデポからの集荷を選択したところ、18日の土曜日には受け取り可能となっていた。しかしその日になっても追跡情報は変わらず、DHLのウェブサイトにはリーズの倉庫が一時的に閉鎖したことが案内されていたそうだ。結局、20日の月曜日に自宅から往復24マイル(約38キロ)も離れた倉庫まで荷物を受け取りに行った。

無事に荷物を受け取り、家に帰ってきたダニエルさんは「表面のテープが緩んでいたので途中でいじられてしまったことは分かっていましたが、多少の重みはあったのでそのまま箱を開けてみました」と荷物の状態に少々疑問に抱きつつも、2週間以上待ち望んだiPhoneを手にするため開封した。

すると中からは、ぐしゃぐしゃに丸まったうえに悪臭がするトイレットペーパーとホワイトオレオ味の板チョコ2枚が入っていたのだ。そして約16万1000円で購入した肝心のiPhoneは見つからなかった。

自身も物流関係の仕事をしているというダニエルさんは「配達予定日の17日の朝から受け取った20日の朝まで、追跡ポイントが表示されていませんでした。DHLに問い合わせましたが、自動追跡のアップデートだけで誰かと話すことはできず、20日には問い合わせ専用ページでも連絡を取ろうと試み、21日にはDM(ダイレクトメッセージ)を送ってみましたがどちらも返事がありませんでした」と不可解な点をいくつか挙げた。

最終的にビジネス特化型のSNS「LinkedIn(リンクトイン)」でDHLのカスタマーサービスマネージャーに呼びかけたことで、ようやく「監視カメラの映像をチェックしています」と返答をもらうことができた。さらにこのマネージャーから「今回の件をApple社に報告し、新しい物をダニエルさんに送ってもらえるよう伝えた」と報告を受けた。

これで安心と思っていたダニエルさんだが、22日にApple社に電話して確認してみるとDHLからは何の報告も受けていないことが判明した。さらに「DHLの調査が終わり、結果が出るまでは新しいiPhoneを渡すことはできません」と言われてしまったのだ。

ダニエルさんは再びDHLに問い合わせて再調査を依頼したが、DHLにとって緊急性がないためすぐには対応してもらえなかったと明かしており「自分へのクリスマスプレゼントとして購入したので、本当にがっかりですよ」と怒りをあらわにした。

この問題に対しDHLの広報担当は今月24日、「私たちはダニエルさんのケースに関して、優先的に調査を進めています。ダニエルさんに新しい商品が届くよう、送り手側(Apple社)とも連絡を取っています」とコメントしている。

なおiPhoneに関連した配送でのトラブルとして、タイでは格安iPhoneをネットで購入した男性にパソコンデスクが届いたり、中国では約14万4800円も支払って届いたのは背面に“梨”マークがついた偽iPhoneだったという酷すぎるケースも話題を呼んでいた。

画像は『LADbible 2021年12月26日付「Man Receives Chocolate Bars Wrapped In Loo Roll Instead Of £1,000 iPhone」(Credit: Deadline News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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