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【海外発!Breaking News】「リッキー・マーティンのようになりたい」30回の美容整形を受けた男性(アルゼンチン)

TechinsightJapan 2021年12月29日 21時0分

世の中には自分が憧れを抱くスターや有名人のようになりたいと願う人もいる。アルゼンチンに住む男性も“ラテン・ポップの神”と言われるリッキー・マーティンのようになるため、美容整形を繰り返し減量に励んだ。そして男性は以前の面影は微塵もなく、リッキー・マーティンそっくりの容姿を手に入れることができたという。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。

アルゼンチンのブエノスアイレスに暮らすフランシスコ・マリアーノ・ハヴィエル・イバニエズさん(Francisco Mariano Javier Ibanez、33)は、プエルトリコ出身の歌手リッキー・マーティンにそっくりなことで地元では名の知れた人物である。

そして最近、フランシスコさんは地元テレビ局のニュースチャンネル『Cronica HD』のインタビューに応じ、これまでに30回もの美容整形手術を受けていたことを明かした。フランシスコさんは今でこそリッキー・マーティンそっくりなうえに引き締まった体型をしているが、以前は肥満のために高血圧と高血糖、そして筋肉痛に悩まされていたという。

しかしある日、フランシスコさんは「リッキー・マーティンに雰囲気が似ている」と言われたことがきっかけで少しずつリッキー・マーティンに似せるよう自分を変えていったそうだ。彼は「その人は冗談のつもりで言ってくれたと思いますが、少しずつ変えていったらだんだん似てきたんです」と語っている。

それからというものフランシスコさんはリッキー・マーティンを意識するうちに彼の大ファンとなり、「当時はとことん似せるところまでやろうと思った」そうで、これまで美容整形に7290ポンド(約112万円)以上を費やした。

また2018年にはアルゼンチンのダイエット・リアリティ番組『Cuestion de Peso』に出演し、90キロもの減量に成功している。その甲斐あって、街を歩くとリッキー・マーティンにそっくりなことから「一緒に写真を撮って欲しい」と声をかけられるまでになった。

そんなフランシスコさんだったが、今回のインタビューでは自分がリッキー・マーティンに似せるまでに数々の苦悩があったことを明かしている。当時は自身の精神状態についてこのような悩みを抱えていたようだ。

「人生のある時点で美容整形に対しての依存症を発症し、それがどんどん悪化していることに気づいたんです。美容整形手術を受け始めた後、もう自分では手に負えなくなってきていることに気づきました。」

「でも痩せた結果、体も痛くなくなったし体調も良くなったんです。しかしこのような生活の激変が私を少し臆病にさせました。だって何もかもゼロから始めるようなものでしたから…。」

「7年経った今でさえ新しい自分に慣れるのが難しいんです。みなさんからは『あなたはなんて素晴らしいんだ! 以前の君を見てみろよ』と言われたりしますが、気持ち的にはそんな単純にはいかないんです。」

そして現在のフランシスコさんは「自分が他の誰かに似せるために外見を変えたことを後悔している」とも明かしており、「今は他の誰かではなく、自分自身であることが理想的だと理解することができました。でもそれに気づくまでかなり時間がかかりました」と吐露した。



他人が羨むような外見を手に入れたフランシスコさんだったが、本人にとってそれが必ずしも幸せなことではなかったようである。

画像は『New York Post 2021年12月26日付「I was so desperate to look like Ricky Martin I had 30 surgeries」(Newsflash)』『Ricky Martin 2020年11月13日付Instagram「¿Me afeito?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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