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【エンタがビタミン♪】<中村ゆりかインタビュー>カメレオン女優の素顔は? オフィスラブコメディで主演、今度は社畜OLに

TechinsightJapan 2022年1月3日 20時13分

映画・ドラマへの出演が後を絶たない、今、最も勢いに乗る若手女優の一人、中村ゆりか(24)。2020年のラブサスペンスドラマ『ギルティ ~この恋は罪ですか?~』(読売テレビ・日本テレビ系)での怪演ぶりも注目された中村が、それとは一転1月5日スタートのドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』(テレビ東京系)ではラブコメディの主人公を演じる。これまで幅広い役柄を演じてきた中村だが、素顔はどのような女性なのか。テックインサイトが迫った。

コミックサイト「マンガよもんが」にて連載中の志茂による同名コミックが原作のドラマ『部長と社畜の恋はもどかしい』で、中村ゆりかが演じるのは主人公・丸山真由美(通称:まるちゃん)。三度の飯よりも仕事が大好き、残業も大歓迎の社畜OLのまるちゃんは、それとは真逆の「定時に上がる」ことをモットーとして働く堤司(テイジ)部長と酔った勢いで一線を越えてしまう。社内の堅物なイメージとは違い、優しい部長を好きになってしまったまるちゃんだが、残業女子と定時男子、仕事のやり方も考え方も全く違う2人のもどかしすぎる恋模様は一体どうなるのか? 中村は本作が民放連続ドラマ初主演となる。



■初めてのオフィスラブにドキドキ
―今まで多くの作品に出演されていますが、今回のドラマで初めてとなる部分はありますか?
中村ゆりか:オフィスラブというジャンルが初めてなので、会社のなかで巻き起こる恋愛模様にドキドキしながら臨ませていただいています。またラブコメディですがコメディの部分は私も取り組んだことのない分野だったので、コメディもののドラマや映画を観たり、日々現場で学んだりしています。



■明るいエネルギッシュなキャラを思い切って
―中村さんが演じる主人公・まるちゃんはどんな女性ですか? 演じてみていかがですか?
中村:まるちゃんは本当に誰よりも純粋に仕事が大好きで、一度集中すると歯止めが利かず猪突猛進してしまうような社畜の部分があるOLだなと思いました。また表情が豊かで、自分の感情がすぐに顔に出るような女の子です。こんなにエネルギッシュで明るいキャラクターは初めてで、クランクインの前日まではすごく緊張していたんですけど、不安を抱えて現場に入らないように、ちゃんと明るいまるちゃんを演じていきたいなと思いました。いざ現場に入ってお芝居してどう見えているのか不安になったりしましたが、お芝居していくうちに監督が「まるちゃんに馴染んでいるね」と言ってくださったのがすごく嬉しくて。このまま思い切ってお芝居してぶつかっていいんだと安心しながら奮闘しています。



■相手役の竹財輝之助さんは優しい方
―そのまるちゃんが恋する堤司部長を演じる竹財輝之助さんや堤司部長のキャラクターの印象を教えてください。
中村:竹財さんはすごく朗らかで同じ目線になってお話してくださるようなすごく優しい方だと思いました。堤司部長は自分の感情を人に伝えるのが苦手というか、たとえばもっと本心を伝えたらみんな素直に受け入れてくれるのにずっとポーカーフェイスでいて、だからこそ本心が見えるとちょっと可愛らしいなと感じています。



■気持ちを明るくしたいときは…
―今作は民放連続ドラマ初主演ですね。
中村:主演というのをあまり強く意識するとちょっと収縮してしまいますが、明るいドラマにしたいので、私も普段から明るい気持ちを持てるように、現場に入る前はしっかり不安を拭い去って挑みたいです。また現場にいるときは常に全力で取り組みたいです。

―明るい気持ちを持って撮影に臨んでいるということですが、気持ちが落ち込んだときに明るくする方法は何かありますか?
中村:可愛い動物の動画を観たり、最近はインスタグラムで目が見えないぐらいモコモコの白いトイプードルがいっぱい載っているアカウントがあるんですけど、それを観て癒やされたり。他にもお笑いを観たりして、(気分を)楽しくさせたり明るくさせたりしてますね。



■ご褒美は友人とのプチ遠出
―まるちゃんはコンビニスイーツがご褒美ですが、中村さんにとってご褒美は何ですか?
中村:出かけることが自分にとってご褒美だなと思います。どこでもいいんですけど、鎌倉だったり、ちょっと遠出するとリフレッシュもするし、次に頑張るエネルギーをもらったりしますので、「出かけよう」と言ってくれるとすごく嬉しいですね。誘っていただいたときにやっと外に出るみたいな感じですが(笑)、たまたま休みがあったときに(友人から)偶然空いていると言われたタイミングで一緒に出かけられたときは「楽しいな」「ご褒美だな」と思います。



■カメレオン女優の素顔はどのような女性?
―ところで中村さんは『ギルティ ~この恋は罪ですか?~』では悪女、近作『言霊荘』(テレビ朝日)では野心を持つ議員の秘書、他にも可愛らしい女子高生、心に傷を抱えた学生、新米スパイや殺人犯までさまざまな役を演じてきました。そこで中村さんご自身が一体どういう方なのか、素の中村さんはどんな方なのか知りたいです。
中村:自分で言うのも恥ずかしいんですけど、結構ぼーっとしている感じがありますね。日常の感情の起伏は全くないと言ってもおかしくないぐらい、一定の感じがずっと続いているって言われることはあります。比較的まったりした時間が多いですね。

■得意な中国語を活かし、将来どんな役柄でも通用できる女優に
―そうですか。まったく正反対の感情の起伏が激しい役柄も拝見してきましたが、今、目の前にいらっしゃる中村さんはとても穏やかで可愛らしい方だなと感じます。
中村さんはお母様が台湾人とのことですが、台湾で暮らしたことはありますか? 得意の中国語を活かして活動することは考えていますか?
中村:台湾で長期的に暮らしたのは学生の夏休みのときぐらいですが、今でも台湾に行きたいなと思ったりします。ぜひ中国語も活かしてお仕事ができたらなと思います。

―今24歳ということですが、将来はどのような女優を目指していますか?
中村:いろんな役をやらせていただけることがすごく嬉しいんですけど、それが最終地点ではなくて、それがあったからこそ、いろんな表現力が身につけられる人になりたいなと思います。どんな役柄でも通用できるような人になりたいです。

ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』は1月5日(水)深夜0時30分よりテレビ東京系にて放送開始。動画配信サービス「Paravi」で毎週水曜夜9時より毎話独占先行配信中。

ヘアメイク:田中陽子
スタイリスト:高木かなえ
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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