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【海外発!Breaking News】ハンドブレーキをかけ忘れて大失態 車が隣家に激突、修理費12万円を支払う羽目に(英)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年2月9日 5時0分

このほどイギリスの男性が凍ったフロントガラスを溶かすのにエンジンをかけてデフロスタースイッチをつけようとしたが、ハンドブレーキを忘れていたために車がガレージに衝突してしまった。最悪なことに衝突したのは隣家のガレージで、自分の車も含めて約12万円もの修理費が発生してしまったという。『The Mirror』などが伝えている。

先月12日の早朝、英ノッティンガムシャー州ビンガム在住のダニエル・ジョンストンさん(Daniel Johnston、19)は仕事へ向かうために車を出そうとしたが、フロントガラスが凍っていることに気付いた。

当時の様子は自宅前の防犯カメラに映っており、ダニエルさんの車はリアガラスやほかの窓も真っ白に凍っていた。後部座席に荷物を置いたダニエルさんは運転席に乗り込まず、車の隣に立ったままエンジンをかけようとした。そしてエンジンがかかりバックライトが点灯した瞬間、急に車がバックし始めた。ダニエルさんは何とか車をコントロールしようと立ったままハンドルを握ろうとしたが、最終的には後ろのガレージに激突してしまった。

衝突したことで車は止まったが、車やガレージに多大な損害を出してしまいダニエルさんは両手で頭を抱えて呆然とした。のちにダニエルさんは「昨夜遅くにバックして駐車した後、ハンドブレーキをかけずにエンジンを止めてしまったんだ。いつもならニュートラルに入れているんですけどね」と車が勝手に動き出した原因を明かしている。

続けて「ハンドブレーキは上がっていましたが、完全にかかっていなかったようです。何か起きた時にはとっさにギアを押し出して変えることもできたはずですが、当時は朝も早くて疲れていたし、驚いてキーに手をかけたまま動かせなかったんです。車はガレージ内部に2メートルほど突っ込んでしまい、『何をしてしまったんだ?』と思いましたね。衝突音はまるで何かが爆発したかのようでした」とその心境を語った。

さらに運が悪いことにダニエルさんは隣家の駐車スペースを借りていたので、隣家のガレージに被害を与えてしまったのだ。

幸いにもダニエルさんは車の販売会社に勤めており、剥がれてしまったバンパーやボディのへこみなど400ポンド(約62000円)の修理費がかかるところを会社のつてで半額以下の120ポンド(約19000円)に抑えることができた。しかしガレージの修理費と合わせると、支払額は750ポンド(約12万円)に上った。

衝突後、ダニエルさんはすぐに隣人のニック・ラングスタッフさん(Nick Langstaff、67)のもとへ向かうと、ニックさんは「大丈夫。もう何が起こったのか分かっているよ」と返答した。大きな音がしたのでニックさんはすでに何が起きたのか理解していたようだ。

しかもニックさんはかつて自ら同じようなミスを起こしたことがあり、ティーンエージャーのダニエルさんを怒る気にはなれなかったという。



妻のジュール・ラングスタッフさん(Jules Langstaff)と暮らすニックさんは「この若者は(報告し謝るために)玄関に直行してきたので、私たちは怒ることができませんでした。私だったら逃げ出していると思います。事故は起こるものですから」と話している。ダニエルさんは修理費用をすぐに全額支払うことができなかったので、現在は寛大なニックさんが一時的に立て替えているという。



ダニエルさんは「ニックさんたちはとても理解があり冷静に対応してくれて、本当に素晴らしい方たちです。修理費を全額支払わないといけませんが、貯金しておかなければならないのはこういう時のためなのでしょうね。わざわざ敷地内に停める必要もないので、これからは家の前の道路に停めておこうと思います」と今後は痛い出費が発生しないように対策を取るようだ。



またダニエルさんはほかのドライバーに対して、「ニュートラルであることをダブルチェクしないと、多額の請求を受けることになりますよ」と注意喚起している。



画像は『The Mirror 2022年2月4日付「Man’s de-icing hack for car fails as he ends up causing £750 worth of damage」(Image: Kennedy News and Media)(Image: Kennedy News/danieljohnston.1)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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