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【海外発!Breaking News】キスされて口唇ヘルペスに感染した1歳女児、母親は「赤ちゃんにキスをしないで!」と呼びかけ(豪)

TechinsightJapan 2022年2月15日 6時0分

他人にキスをされた1歳娘が口唇ヘルペスを発症し、発疹の痛みや高熱に苦しんだと訴える母親からのメッセージと画像が今月10日にInstagramでシェアされた。画像には発疹が口の周りだけでなく舌の上にもあることが確認でき、おしゃぶりをくわえるのも辛そうな様子が写っていた。この母親は「赤ちゃんにキスをしないで!」と注意喚起している。『Metro』などが伝えた。

オーストラリア在住のリー・グリーンさん(Leah Green)は、娘サディちゃん(Sadie)が生後1歳9か月の頃に口唇ヘルペスを発症したことをInstagramで明かした。投稿によると、サディちゃんはヘルペスウイルスを持っていた人から唇にキスを受けた結果、口の周りに多数の発疹ができてしまったという。

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスと呼ばれる感染症の一種だ。感染しても無症状であることが多いが、風邪を引いたり免疫力が下がると唇の周りに水膨れができるなどの症状が現れる。キスや頬ずりなど直接的な接触の他に、食器やタオルなどを介して感染する可能性もあるため家族間での感染が多いとされている。

リーさんはキスをした人物を明かしていないが、サディちゃんはその人から単純ヘルペスウイルスをうつされてしまい、免疫力が低かったために症状が悪化してしまったようだ。

投稿された画像には下唇や上唇の周囲に白っぽい発疹がいくつもできており、さらに上の歯の際にも膿のようなものが多数できていることが確認できる。発疹は舌先にもできており、おしゃぶりをくわえるのも辛そうだ。



キスをされたサディちゃんは数個の発疹ができた後に39度の高熱が出ると、数時間で発疹は顔全体に広がった。リーさんが少し触れただけで出血してしまい、サディちゃんは痛みで泣き叫んでいたという。

この痛みからサディちゃんは飲食ができず、体重が落ちて脱水症状を起こしてしまった。症状が酷かった最初の4日間はずっと泣き続けていたと言い、リーさんは「初めて親となり、自分の子どもがこんなに痛がっているのを見るのは本当に恐ろしかったです」と当時を振り返った。

続けて「この3週間はとても長く感じたので、少しでも多くの人にこのことを知ってもらえたらと思います。どうか赤ちゃんにキスをしたり、キスをさせたりするのは止めてください。その相手が誰であろうと、相手の気分を害してしまうとしても関係ありません。相手の気持ちを傷つけたとしても、あなたの赤ちゃんを守りましょう」と呼びかけた。



この投稿には「こうなっちゃうのは本当に怖い」「これは私が一番恐れていることだったよ。うちではキスをしないルールを作っていたな」「うちでも頭にキスをするようにしていた」といった声のほか、「私の子どももこれで入院することになったよ」と同じ体験をしたというコメントも届いている。

なお過去には口唇ヘルペスが原因で生後18日で亡くなってしまった赤ちゃんや、失明の危機に陥るほど重症化してしまった生後6か月の女児もメディアに取り上げられていた。

画像2~4枚目は『Follow for EMPOWERMENT 2022年2月10日付Instagram「DO NOT KISS BABIES/KIDS」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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