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【エンタがビタミン♪】花澤香菜「この野郎!」迫力満点の怒声が響き渡る 貧血告白もリクエストに応えて

TechinsightJapan 2022年2月14日 15時41分

声優で歌手の花澤香菜(32)が13日、ぴあアリーナMM(神奈川県横浜市)で開催された音楽フェス「オダイバ!!超次元音楽祭」に出演した。自身のステージではパフォーマンスの途中で貧血に見舞われたことを告白していた花澤だが、その後のトークコーナーでは「怒られたい」というリクエストに迫力満点の怒声で応えて会場を大いに沸かせた。

2次元や2.5次元、3次元も含めて次元を超えてひとつになるというコンセプトのもと、アニメやゲームから生まれた楽曲が満載の「オダイバ!!超次元音楽祭」。今回は12日・13日の両日に開催されたが、2日目の13日にはウマ娘、Liella!、内田雄馬、花澤香菜、ミュージカル『刀剣乱舞』刀剣男士、GRANRODEOが登場し、それぞれ熱のこもったステージを見せた。



MCのお笑いコンビ・バナナマン(設楽統・日村勇紀)と三上真奈フジテレビアナウンサーを交えた中盤の「トークTime」では、GRANRODEOで“KISHOW”としてボーカルを務める声優の谷山紀章(46)が回答したアンケートが取り上げられた。このトークコーナーに際し出演者にアンケートが実施されていたが、「大人なのに…最近怒られた話」という質問に「ここ最近、怒られた覚えがなく…逆に怒られたいです」と答えていた谷山。設楽統が「ある程度の年齢いくとなかなか怒られないってありますよね」と共感すると、「やっぱり花澤さんあたりに可愛らしい声で怒られて」と花澤香菜を指名した。



声優界の先輩を怒ることになり目を丸くした花澤だったが、「谷山紀章、この野郎!」とそれまでのおしとやかな声とは打って変わって、いきなりドスの効いた大声で呼びつけたので、会場は拍手して大盛り上がり。他の出演者たちは大笑いするなか「あなたお酒でなんかやらかしたらしいな!! 浪川大輔さんのシャツをビリビリに破いたらしいな!! 気をつけろよ!」と一喝すると、怒声を浴びせられた谷山は「はい、すみませんでした」と平謝りしていた。

瞬時に柔らかな笑顔に戻った花澤だったが、設楽は「結構激しめに入りましたね」と驚いた。怒られた谷山は「悪くない」と満足そうで、「羨ましいと思った殿方も会場にいたかもしれない」と恐縮した。花澤は声優なので声で表現するのはお手の物だが、同業の谷山でさえも「びっくりした。そういう声も出せるんだな」と新たな一面を見たという。

その前に「トークTime」で、太ももにナメクジが登ってきたことがあるといい「どんだけゆっくり歩いているんだ」と我ながら驚いたエピソードを披露した花澤。生足だったのに太ももにナメクジが到達するまで気づかなかったそうで、他にも「朝とかぼーっとしているとコップの水をこぼしたときに水の流れをそのまま見ています」と明かして、設楽や日村勇紀からも「おっとりなんだよね」とフォローされていた。



しかもその少し前の自身のステージで花澤は、5曲を歌い終えたMCで「ごめんね、途中でたぶん貧血。貧血になった、ごめんなさい」としゃがみ込み、「でも…大丈夫だと思う。ここでね、楽しい『超次元音楽祭』の流れを止めるわけにいかない。そして私はきっといける」と自分に言い聞かせるように語り、ラストの6曲目を歌い上げた。体調も心配されるなかで、日頃のおっとりしたエピソードを聞いてからのあの迫力満点の怒声に驚いた観客もいただろう。花澤といえば2020年7月に同じく声優として活躍する小野賢章との結婚を発表しているが、小野は花澤のそんな声を聞いたことがあるのか気になるところだ。



「オダイバ!!超次元音楽祭」の1日目となる12日には、鬼頭明里、CHiCO with HoneyWorks、上坂すみれ、ClariS、angela、水樹奈々が出演し、オープニングアクトをあかせあかりが務めた。トリを飾った水樹奈々は迫力のステージで魅了するだけでなく、「トークTime」で1日しかないオフの日に早朝から樹海ツアーに参加したことを語って共演者たちを驚かせていた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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