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【エンタがビタミン♪】羽生結弦選手が語った“僕の原点”が意外な世代の心を掴む 「話し合いそうじゃねえかw」

TechinsightJapan 2022年2月15日 14時57分

北京五輪のフィギュアスケート男子シングルで4位に入賞した羽生結弦選手(27)が14日に会見を行った。一部で“引退会見ではないか”と憶測が流れるほど注目が集まったが、羽生選手は現役続行をうかがわせる前向きな発言をしてファンを安心させていた。さらにその後のテレビ取材で語った「原点」がネット上で話題を呼んでいる。

国際スケート連盟公認大会で人類初の4回転アクセル認定となった羽生結弦選手。会見では、フリーの直前に足首を捻挫し痛み止めを打っての強行出場だったことも明かされた。一方で金メダルを獲得したアメリカのネイサン・チェン選手に惜しみない賛辞を贈ったり、会見後には深々とお辞儀をしたりと終始羽生選手らしい丁寧な対応でレジェンドの風格を見せつけていた。

そんななかで、会見後に行われたTBSの取材に注目が集まった。同日に放送された『北京オリンピック 羽生結弦インタビュー&カーリング日本VS韓国』では、安住紳一郎アナウンサーがインタビュアーとなり「オリンピックを終えた感想」「五輪連覇後の4年間について」などの質問に回答した羽生選手だったが、「北京滞在中にスケート以外のことを考える時間はあるのか?」という問いには「久しぶりにゲームをしました」と笑顔を見せた。そしてNintendo Switchを愛用していること、最近では『あつまれ どうぶつの森』をプレイしていることを明かし、同年代の若者と変わらない一面をのぞかせた。

さらに羽生選手は「僕の中で一番ゲームとして好きなのは…」と『平成 新・鬼ヶ島』と『エスポトリス伝記II』の2作を紹介。いずれも1990年代に発売されたスーパーファミコンのソフトであり、1994年生まれの羽生選手がプレイしているのはかなり意外である。本人も「すごくマイナーか、分からないかもしれないんですけど…」と語っていたが、「それが僕の原点です」と断言していることからかなり思い入れのあるゲームのようだ。

限られた時間の中で「ぜひ伝えたい」とあえて踏み込んだ回答をした羽生選手に、ツイッター上では「なんだよおじさんと話合いそうじゃねえかw」「しぶい。スーファミ後期の名作。一気にオッサンからの好感度バク上がり」などと当時ゲームを楽しんでいた世代を中心に好意的な反応が寄せられている。王子様のようなルックスや美しい演技などで女性ファンの多さは言わずもがなの羽生選手だが、今回の発言は意外な世代の心を掴んだようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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