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【エンタがビタミン♪】川島明『ラヴィット!』MCになっても天狗にならず 「ちょっとジャンプして足元をすくわれる」連続だったから

TechinsightJapan 2022年2月28日 18時49分

麒麟・川島明(43)がMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)は、この春で放送開始から1周年を迎える。全国ネットの帯番組でMCとなれば他のテレビ局への番組出演が減ることが多かったが、川島は逆にレギュラー番組が増えたという。平成ノブシコブシ・吉村崇(41)は、こんなに活躍しているのに決して天狗にならず、以前と変わらず謙虚な川島が信じられないと話す。

川島明が現在MCを務めている番組は地方局を含めて5本、そのほかレギュラー番組も複数抱えている。また不定期で呼ばれるバラエティ番組や2本のラジオ番組のレギュラーなど、今や吉本を代表する売れっ子の1人となったのは確かである。しかし27日放送の『川島明のねごと』(TBSラジオ)によると、どんなに多くの番組でMCを務めても「足がガクガク震える時がある」と川島は正直に明かした。彼のマネージャーでさえ「今、レギュラーがどれぐらいあるのか分からない」と言うほど、どのテレビ局からも引っ張りだこの川島はしばらく芸人として安泰であるはずだ。だが20年あまりの芸人人生は苦労の連続で『M-1グランプリ』で結果を出せず、相方の田村裕(42)の自伝『ホームレス中学生』が爆発的に売れたことでコンビ間の格差ができたことに苦しんだ当時を振り返ると、とても浮かれる気分にはなれないと語る。

吉村崇は、川島がついこの間までバイきんぐ・小峠英二(45)や自分と同じ立場で先輩芸人らの冠番組で“サブMC”的な役割を担っていたのに、あっという間に「ワンランク上のステージに行ってしまった」と寂しく思うのと同時に、もっと天狗になっても良いのでは―と感じるそうだ。しかし「ちょっとジャンプして足元をすくわれる」経験を何度もしている川島はとても浮かれる気にならず、これからも地に足をつけて頑張っていく覚悟のようだ。

昨年春からスタートした『ラヴィット!』は、ネットニュースなどに視聴率低迷が報じられただけでなく著名人からも容赦なく批判されるなど叩かれまくりの3か月間だったが、川島は歯を食いしばって耐えたという。ネットニュースは何を書かれても気にならないが、「著名人が踏んだやつは、やっぱ靴が違うから」とダメージの大きさは比べものにならないと話していた。だが今では同番組の社会的事件や芸能界・スポーツ界の話題は一切扱わず、川島が強く望んだ“お笑い芸人が多数出演するバラエティ色強めの方向性”を支持する視聴者が確実に増え、「平日の朝は『ラヴィット!』」という声がネット上でも多く見られるようになってきている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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