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【エンタがビタミン♪】又吉直樹、新郎衣装で登場「実家に写真を送りたい」 “理想の結婚”明かし照れ笑い

TechinsightJapan 2022年3月3日 15時12分

お笑い芸人で作家の又吉直樹(41)が3日、「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」発表会に出席した。ファッションデザイナー・桂由美氏のブランドの新郎衣装で登場した又吉はまんざらでもなさそうで、自身にとっての理想の結婚についても明かした。

YUMI KATSURAデザインの新郎衣装を着て「こんな素敵な衣装を着せていただいて、実家に写真を送りたいと思います」と自身の“晴れ姿”に満足そうな又吉直樹。「宣材写真もこれにしたいです。今一人の写真もなんとなく綾部の存在がこの辺にあるんで…」と自分の横を指し示し、米ニューヨークに滞在中の「ピース」での相方、綾部祐二の名を出した。しかも「見ていたときも素敵でしたが、自分が着てみるとスッと背筋が伸びる」と気分もシャキッとするようだ。



今田耕司をはじめ独身芸人が参加している“アローン会”のメンバーである又吉直樹。理想の結婚を聞かれると「大切な人と『楽しいな』とか『良かったな』とか何気ない瞬間に思えること…ですかね」と答えて照れ笑いを浮かべた。「多くの人に見られている中で、(独身の)僕が想像でしゃべっているのが、なんか不思議なんですけど」と口にしてから「でも独身だからこそ結婚について考える時間がすごい長いですけどね」と続けた。

その又吉は翌4日から6日まで複合文化施設「スパイラル」(東京都港区南青山)で開催される「100色の結婚式−2100年までにカタチにしたい100のこと−」展に携わっている。昨年に続きそこに書き下ろしショートストーリーも提供した又吉だが、今年のタイトルは『もう一通の手紙』。昨年依頼されたときも「“2100年の結婚式”というテーマが面白いと思った」というが、今年はその続編にあたる物語で「なかなか難しかったけど、せっかくなのでチャレンジしました」と又吉。昨年のストーリーは2200年の又吉の子孫である小学生の女の子から、2021年の又吉宛に手紙が届く。そこには2100年の結婚式について書かれた作文が同封されていた。今年はその女の子からまた手紙が届くストーリー。このショートストーリーは同展で掲示される(要チケット・入場無料)。



このショートストーリーを書くにあたり「結婚をテーマにしているのに独身なので不安になってくる」と悩んだ又吉は、バッタリ会った後輩に2、3分立ち話で「どういうときに結婚して良かったと思う?」と聞いてヒントにしたそうだ。「結婚してその後(結婚は)続いていくものでもあるので、どういうものなのかイメージした」という。

発表会にはZ世代を代表して埼玉女子短期大学の学生が「2100年の結婚」についてプレゼンテーションした。そこでは2100年には結婚式はもっと多様化し自由になるのではないかと推測する一方で、親が子の幸せを願う心は変わらないだろうと述べた。2100年の結婚式が良いものになるためには“これまでの伝統”と“より良くするための変化”の両方が必要なのではないかとまとめた。



発表会に登壇したファッションデザイナーの桂由美氏は57年前にブライダルの世界に入ったが、当時ウェディングドレスは「非常にワンパターンだった」と振り返る。「今の結婚式はだいぶ個性的になっていると思いますが、まだまだ多様化する可能性はあります」と桂由美氏。又吉直樹は今後の結婚式や披露宴について「新しいものや好きなものを取り入れたり、自由ないろんな形が認められていく。その中に伝統が残っていくとすごく素敵だと思う」と期待を込めた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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