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【海外発!Breaking News】「エイリアン?」「何かの胎児?」 豪シドニーの路上で発見された謎の生物 専門家も特定できず<動画あり>

TechinsightJapan 2022年3月10日 4時0分

豪雨による洪水被害が深刻なオーストラリアで、シドニー在住の男性がジョギング中に発見した“まるでエイリアン”のような不思議な生物が話題を呼んでいる。男性が「これはいったい何なんだ」とSNSに投稿したところ、動画は瞬く間に拡散されてその正体を巡って様々な憶測が飛び交った。『LADbible』などが伝えている。

豪ニューサウスウェールズ州シドニーのマリックヴィルで2月28日の朝、ジョギングをしていたハリー・ヘイズさん(Harry Hayes)が楕円形の体に細長い突起を持った謎の生物を路上で発見した。

一度はこの生物の横を通り過ぎたハリーさんだったが、何の生物なのかが気になり再び現場に戻って動画を撮影したという。

不思議な生物は全長4センチほどと小さく、人の肺のような楕円形の体に小さな目が付いている。光沢をもった灰色の体は地面に張り付いているのか、ハリーさんが棒で地面から引きはがそうと何度が突ついてみるが全く動かない。

オーストラリアでは当時、東海岸を中心に豪雨に伴う洪水被害が広がっていたが、シドニーにその影響は及んでいなかった。

またハリーさんは「よく質問を受けるけど、近くに海はありません」と発見現場付近に水辺がなかったことも明かしている。

ハリーさんは同日、Instagramに「道で見つけたんだ。これは一体なんなんだ!?」と撮影した動画を投稿し、フォロワーに意見を求めた。すると動画はTwitterなどを中心に瞬く間に拡散され、その正体を巡って様々な憶測があがった。

「長い突起がゾウの鼻みたい。ゾウの子どもの胚じゃないかな?」
「間違いなく水生生物だ。タコか、エイの胎児だろう。」
「殻を失くした貝かカタツムリの仲間だと思う。」
「硬くて、しっかりとしているみたい。棒でも取れないみたいだし、地面に落ちた接着剤かシリコーンがたまたま生物みたいに見えているんだと思うよ。」
「絶対にエイリアンだ!」

生物学者を名乗る女性ユーザーは「数十人の同僚に意見を求めたものの、誰一人としてこの生物は特定できなかった」「私はポッサムかフクロモモンガの胚に賭けるわ」と“生物の胚”説を後押ししている。

しかしながら実物なしでの判別は大変難しいようで、豪シドニー大学やニューサウスウェールズ大学の生物学者たちも映像だけでは謎の生物の正体を特定することはできなかったそうだ。

また「きっとエイリアンに違いない」「地球外生命体だ」などと“エイリアン”説を唱える声も多く、ハリーさんも「僕の直感は『何かの(生物の)胚だ』と言っているんだけど、パンデミックに(ロシアとウクライナ間の)戦争、そしてこの洪水さ。これがエイリアンであっても全くおかしくないよ」と述べ、自身の考えをこのように語っている。

「この生物のことをずっと調べているけど、今のところ確証は得られていない。先入観をもたずにこれが地球外生命体である可能性を受け入れることが一番大事なんじゃないかな。」

さらにハリーさんは、この奇妙な生物の話題が「大きな洪水の被害を受けたニューサウスウェールズ州およびクイーンズランド州の人々の気休めになったのであれば嬉しい」として、次のように続けた。

「この困難な時期に、人々が何か前向きなことに目を向けてくれるのは嬉しいことです。」
「ひどい光景を目の当たりにしました。ここ数日の洪水で被害を受けたすべての人たちの、一刻も早い回復を願っています。」

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画像は『_harryhayes 2022年3月4日付Instagram「A fun week had by all」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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