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【エンタがビタミン♪】悪性リンパ腫だった笠井信輔アナ「藤井直伸選手は謝罪する必要はない!」 批判を受けての募金活動終了に

TechinsightJapan 2022年3月5日 19時11分

2019年12月18日に悪性リンパ腫(ステージ4)に罹患していることを公表し、2020年6月5日のブログで完全寛解したことを報告した元フジテレビ局員でフリーアナウンサーの笠井信輔が、バレーボール男子日本代表でステージ4の胃がんを告白した藤井直伸選手の募金活動についてブログで私見を述べている。藤井選手がインスタグラムで「大勢の方にご迷惑や不快な思いをさせてしまったのも事実です。大変申し訳ございません」と謝罪し、募金活動の終了を伝えていることに非常に心を痛めているようだ。

藤井直伸選手が2月27日のインスタグラムでステージ4の胃がんと診断されたことを公表した後、2014年に藤井選手と東レに同期入団した井手智選手ら3名が3月1日から「Team藤井募金」を立ち上げ、目標金額5000万円に設定して募金のSNSアカウントが開設された。しかし治療内容がまだ決まっていないなかで保険適用外を視野に入れていることに「藁にもすがりたい気持ちは分かります。ただし現段階で5000万円は疑問」、「海外で治療なさるんですか? こういう治療をしたいけど、それにはいくらかかるとか明記した方がいいのでは?」、「募金を募ることに対してどうこう言うつもりはないが、わざわざ目標額を設定する必要はないよね」などネット上には高額な目標設定に疑問の声が多く見受けられたのだ。そのため藤井選手は3月4日のインスタグラムで、募金活動を終了することを報告し謝罪した。

このような流れに笠井信輔アナは5日、「藤井選手 謝罪する必要はない!」とブログを更新。笠井も“目標金額5000万円”という部分に違和感があったものの、藤井選手のがんは脳にも転移していることから「どんな治療法を選ぶのか」がとても難しく、混乱のなか何も知らないがん初心者たちが募金活動を始めてしまったのでは―と想像している。笠井自身は先進医療や自由診療という方法も選択肢にあるなか、いろんな先生の意見を聞き標準治療を選んだそうだ。

募金活動については確かに「これしか治療法がなく、いくらかかるので募金活動をします」というのが筋だが、「がんを告知されて一番混乱し絶望しているところから立ち上がろうとしているときに、正しい判断ができないこともあるということを知ってほしい」と笠井は経験者として藤井選手と今回の募金活動に関わった人たちを気遣っている。何より一番苦しんでこれから頑張らなければならない藤井選手が謝る必要はなく「もう批判はやめて、応援しなきゃ! 応援しましょう!」とブログで呼びかけた。コメント欄には「わたしはバレーボールファンとして、このバッシングに悩んでいました。笠井さんのこのブログが救いになりました。ありがとうございます」と感謝の言葉が寄せられている。

画像2枚目は『笠井信輔official 2022年2月1日付Instagram「今日はインターネットラジオ、ポッドキャスト、レギュラー番組「笠井信輔のアグリなカルチャー」の収録がありました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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