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【海外発!Breaking News】全盲の7歳少女が奏でる“魂のピアノ”が心に刺さる(トルコ)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年3月7日 23時30分

トルコに住む全盲のピアノ奏者、イペッキ・ニーサ・ゴケルちゃん(İpek Nisa Göker、7)がSNSで注目を浴びている。イペッキちゃんは昨年4月にInstagramを開始、クラシックの名曲や自作の曲を投稿し人々に感動を届けている。『The Music Man』などが伝えた。

トルコのアンタルヤ県カシュ在住のイペッキ・ニーサ・ゴケルちゃんがInstagramを始めたのは、昨年の4月のことだった。まだ7歳のイペッキちゃんのSNSを管理するのは母親で、現在のフォロワーは7万4000人超と大人気だ。

イペッキちゃんが得意とするのはクラシック音楽で、作曲もすれば歌も歌い、SNSの動画からは音楽を心から楽しんでいることが伝わってくる。ピアノの前に座るイペッキちゃんはいつも笑顔、後ろ向きにピアノを弾くなど7歳らしいお茶目な姿も垣間見ることができる。

目が見えないイペッキちゃんが頼るのは耳で、一度聴いた音を即座に再現、トルコの有名なボーカルコーチ、エムレ・ユーセレン氏(Emre Yücelen)は「絶対音感が素晴らしい」と絶賛する。

イペッキちゃんにはニレイちゃん(Nilay)とインジちゃん(İnci)という3つ子の姉妹がおり、父モフセンさん(Muhsin)によるとインジちゃんも音楽の才能があるという。

イペッキちゃんはYouTubeにも動画を投稿しており、小さな手が奏でる音楽には「7歳とは思えない」「心に刺さる」「これぞ魂の音楽」「なんて美しいのだろう」「完璧な演奏」「彼女の音楽のように、美しく平和な世界であって欲しい」「こんな時代だからこそ、彼女の音楽のような癒しが必要」「彼女の心の美しさが演奏に反映されている」「これからがとても楽しみだよ」といったコメントがあがっている。

なおこのたび紹介する動画は、リチャード・クレイダーマンのヒット曲で『夢の中のウエディング(MARIAGE D’AMOUR)』。イペッキちゃんの魅力を存分楽しんでもらいたい。



ちなみに音楽の力と言えば2020年、アルツハイマー型認知症を患う元プリマ・バレリーナがクラシック・バレエの最高傑作『白鳥の湖』を聴き、まるで現役の頃の記憶が蘇ったかのように踊った様子を捉えた動画が拡散、多くの人に感動を届けていた。



画像は『İpek Nisa Göker 7 yaş TR 2022年2月5日付Instagram「“Spring Waltz”」、2022年1月23日付Instagram「İpek Hanım ne yapıyorsunuz?」、2022年1月30日付Instagram「Yeni bestesinin adı “Bay Loran”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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