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【海外発!Breaking News】大きすぎる手を持つアームレスリング選手、結婚指輪のサイズは127ミリ!(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年3月8日 23時30分

巨大な手を持つ男性が、その大きさがよく分かる動画を投稿し話題を呼んでいる。男性はポケットから1ドル札を取り出すと両手で広げたが、あまりにも手が大きいためお札がおもちゃのように見えてしまう。専門家が男性の大きな手の原因を突き止めようとしたが、遺伝子異常などは見つからず原因不明だという。左手に約127ミリという特別サイズの結婚指輪を輝かせる男性は『FOX 10 Phoenix』のインタビューに応じ、アームレスラーとして活躍する自身について語った。

米ミネソタ州チサゴ郡ステイシー在住のジェフ・デイブさん(Jeff Dabe)は先月24日、TikTokアカウントに驚きの動画を公開した。ポケットから1ドル札を取り出し両手で広げるだけの動画だが、ジェフさんの両手はあまりにも大きく、本物の1ドル札がまるでおもちゃのように小さく見えるのだ。

生まれた時から手や腕が通常よりも大きかったジェフさんは、それを活かして両親が営む農場を手伝っていた。成長とともに手や腕は大きくなっていったが、ジェフさんは日常生活の中で不便を感じたことはなかったという。Facebookに投稿した動画では、小さなマーブルチョコレートを器用につまんで1粒ずつ食べる姿も公開している。



過去にはジェフさんと同様に大きな手を持つタイ在住の女性が注目を集めたことがあった。この女性は“進行性脂肪腫性巨大症”により手が巨大化してしまい、激しい痛みにも襲われ日常生活もままならなかった。ジェフさんも何かの疾患が原因で巨大化しているのではと推測され専門家らが詳しい検査を行ったが、ジェフさんの体には異常は見られず健康そのものだった。

不自由なく成長していったジェフさんは、高校生の時にコーチに連れられて地元のアームレスリング大会に参加し、初めての大会で優勝を飾ると“ポパイ”という愛称で親しまれた。高校生最後の年の大会でも優勝を勝ち取ったジェフさんは、「大人も子どももみんな打ち負かして、なんだか夢中になったんだ」と当時を振り返る。



その後数年間、地元のアームレスリング界で確固たる地位を築いてきたジェフさんだったが、右ひじを負傷したことで選手としてのキャリアを中断せざるを得なくなった。アームレスリングから離れていたジェフさんだったが、10年ほど前に周囲の説得を受けて地元のバーで行われていたトーナメントに左腕を使って参加した。「48歳になってからアームレスラーとして再び活躍できるかどうかは、正直不安でしたね」と話すジェフさんだったが、そのトーナメントに参加していたミネソタ州で最も強いアームレスラーにジェフさんはあっという間に勝ち、優勝したそうだ。そのことがきっかけとなり、再びアームレスリングの世界に舞い戻ることを決意した。

自信を取り戻したジェフさんはアメリカ全土の大きな大会に出場して数々のメダルを獲得し、今では世界リーグに参加して選手としてのキャリアを積み続けている。昨年秋にはフロリダ州で開催されたIFA世界アームレスリング選手権大会のグランドマスター部門で優勝し、ついに世界チャンピオンに輝いた。



「本当に満たされた瞬間でしたね。妻のジーナ(Gina)と一緒に大会のために遠出して素敵な人々に会うことも、アームレスリングと同じくらい夢中になれました」と明かすジェフさんの左手には、5インチ(約127ミリ)という巨大な結婚指輪が輝いている。男性の指輪の平均サイズは15~20号(内周約55.5~60.7ミリ)と言われており、ジェフさんの指輪が規格外の大きさであることは一目瞭然だ。



今でも左腕を中心として週に何回かトレーニングを続けているというジェフさん。そんな姿がネット上で話題になると、「実写版のラルフみたいだ」「ハルクにも見えるよ」「強そうではあるけど、とても優しそうな顔の人だね」「フォトショップで加工しているみたい」など驚きのコメントが続出している。



画像は『FOX 10 Phoenix 2022年2月9日付「Minnesota man with sizeable arms becomes arm wrestling champ」(FOX 9)』『Jeff Dabe MN Armwrestler 2022年2月24日付TikTok「Reply to @yungpl4ya」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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