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【エンタがビタミン♪】餅田コシヒカリ、全身黒づくめの過去「周りの目が怖かった」

TechinsightJapan 2022年3月24日 14時38分

“カトパン”こと加藤綾子アナウンサー似で知られるぽっちゃり芸人の餅田コシヒカリ(27)が24日、『ASTIGU×花盛友里 「はきかえよう、自由を。」写真展 オープニングイベント』に出席した。現在ダイエット中で身長152.8cmで102kgあった体重を86kgまで減量している餅田だが、10代の頃は太っていたことがコンプレックスだったという。全身黒でコーディネートした写真を公開して、黒を選んでいた理由を語った。それを聞いていたモデルでタレントのryuchell(26)も共感を示した。

登場すると「顔はカトパン、体はパンパン、餅田コシヒカリです」のフレーズで決めた餅田。イベントでは芸人を目指す以前の10代の頃の写真を公開したが、餅田はキャップ、トップス、パンツ、靴まで全身黒づくめ。かけているメガネも黒縁のようだ。「子供の頃から太っていたんですけど、それがすごくコンプレックスだった」という餅田は「今でこそプラスサイズのファッションが浸透してきていて、体型も性別も自由にという動きが広まっているけど、昔はそういうサイズが少なかった」と振り返る。さらに「太っている人が派手な服を着ていると目立ってしまって、『あの子、脚太いのに脚出してるね』と言われてしまう。そういうのをすごく気にして、周りの目が怖かった」と当時を思い起こして「太っている私はカラフルな服よりも黒くて細く見える服…(実際には)細く見えないんですけど、なるべく目立たなくしようと思っていた」と黒づくめの私服を着ていた理由を述べた。



「個性を全隠ししていた」という過去を経て「芸人になってから個性がすごく認められた。この体型で誰かが笑ってくれていたり、同じような体型の子に勇気を与えられたり、そういうのをきっかけにもっと自分らしくしていいと気づけた」と気持ちが変化して、「自分の好きな色や、着たい服を着られるようになった」とこのイベントには「桜が咲いていたので、桜色でコーデを組みました」とピンク色のベストを着て参加した。



一般的に「痩せてる方が美しい」という考えがあるとしつつも、餅田は「私は今の太っている自分も好き。今の自分が好き。最近ダイエットも始めたけど『痩せている自分も見てみたい』と思って始めた」と理由を述べた。餅田は現時点で102kgから16kgの減量に成功している。



この餅田のエピソードに、隣で聞いていたryuchellも「僕も空気になりたかった時代があった。とにかく目立たないようにしていた」と共感。ryuchellは中学3年生の写真を公開したが、「自分らしくいたら孤独になってしまう。みんなに合わせて流行りの曲を聞いたり、低い声を出してしゃべったり。でも心は孤独だった」と当時を回顧。「高校生からはSNSをうまく使って自分を出すようになって今に繋がっていると思う」と転機を語った。



アツギはストッキングブランド「ASTIGU/アスティーグ」をこのたびリニューアル。新ブランドコンセプト「はきかえよう、自由を。」をテーマに、女性の「ありのままの姿」を切り取る作風で人気のフォトグラファー花盛友里さんとのコラボレーションによる『ASTIGU×花盛友里「はきかえよう、自由を。」写真展』を3月25日から27日まで東京・渋谷「The CORNER」にて開催する(一部の写真はオンラインでも展示)。餅田コシヒカリとryuchellを花盛さんがイベント当日に撮影した写真も公開されたが、その出来栄えにryuchellは「ryuchellというキャラクターの奥にある意思の強さや個性を貫きたいという表情を表現してくださって感謝しています」、餅田は「自分っぽい感じで撮れました。いつもカトパンさんポーズで撮っちゃうので正面というのもレアですね」とそれぞれ喜んでいた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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