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【エンタがビタミン♪】パンサー向井「夢のよう」 ココリコ田中と20年以上の時を経たラジオ共演に感慨

TechinsightJapan 2022年3月25日 20時2分

お笑いトリオ・パンサーの向井慧(36)が、3月28日にスタートするTBSラジオの生ワイド番組『パンサー向井の#ふらっと』(月~木)でパーソナリティを務める。『伊集院光とらじおと』が24日に放送終了、この枠で新しく“TBSラジオの朝の顔”となる向井と、曜日ごとに代わるパートナーたちが25日、同番組の記者会見に登壇した。火曜日のパートナー、ココリコの田中直樹(50)との20年以上前の思い出に、向井は実に感慨深そうだった。

もともとラジオが大好きで、プロフィールの趣味の欄に唯一「ラジオを聴くこと」と書いたこともある向井慧。すでに5本のラジオ番組のレギュラーを持っているが、今回のパーソナリティのオファーには、ピースの又吉直樹やオードリーの若林正恭にも相談した上で出演を決めたそうだ。

曜日ごとに出演するパートナーとして、月曜日に滝沢カレン、火曜日にココリコの田中直樹、水曜日は三田寛子、木曜日は高橋ひかる(記者会見は欠席)が番組を盛り上げる(ただし木曜日のみ向井は隔週出演のため、喜入友浩TBSアナウンサーが代わりに出演する)。



記者会見で向井慧の先輩にあたる田中直樹は「菅(良太郎)さん、尾形(貴弘)さんの分まで」と意気込んで、「別に(パンサーを)解散したわけじゃない」と向井から突っ込まれる。「後輩から声をかけてもらえて嬉しかった」という田中は「(向井とは)世代を超えてフラットにいつも話していてそれが楽しく仕方ない。毎週月曜にいろいろな話ができるので、今からとても楽しみです」とコメント。すると向井が冷静に「火曜日です。月曜日は滝沢さんで精一杯なので」と訂正、間違えた田中は照れ笑いしていた。



田中直樹に依頼した理由について、向井は「僕は名古屋でCBCラジオを聞いて育ったんですけど、僕が学生のときにココリコさんが番組を持たれていて毎週聴いていました。その最終回の公開イベントに当選して客席で観ていたんですよ」とココリコのラジオ番組のファンだったことを語った。「だからそんな人と毎週ラジオができるっていう、僕からしたら夢のよう」と20年以上の歳月を経てのラジオ番組での共演に胸を踊らせた。



司会者から「ココリコのラジオ番組のリスナーだった向井少年がこれを聞いたらどう思うでしょうね?」と今回の共演について聞かれると、向井は「本当にそこ、感慨深いですね。今までのラジオだと女性パートナーが基本ですが、男性のパートナーもいて欲しいなと思って考えたときに、やはり緊張感もちゃんとあって、芸人の方で…と考えたら田中さんがすぐに頭の中に出てきて。大先輩ですし声をかけるのもどうなんだろうって。でもここはリスナーだったということもあるし、一回聞いてみよう」とオファーを決断したという。

田中も以前に向井が公開イベントに来ていたという話は聞いていたそうで「断る理由がひとつもない。むしろ有り難いと思った」と出演を快諾。向井について「こちらが1投げた話を10ぐらいで返してくれる。笑いの還元率がすごい高い」と信頼を置く田中は「いつも向井さんと会うのが楽しい」と言うから相思相愛の様子だ。

番組タイトルの“ふらっと”には、誰でも“フラット”に、そして気軽に“ふらっと”立ち寄ってほしいという意味、さらに音楽ではフラットは半音下がる意味があるため、その前に半音上げるシャープにも見えるハッシュタグ“#”をつけたという。また#は向井の「井」にもつながっているそうだ。



曜日パートナーについて「おのおのの球種を持った投手」とたとえた向井。「すごいピッチャー陣を揃えた。それをリスナーの皆さんの言葉も含めて僕がいかにキャッチできるか」と向井は新番組パーソナリティとしてのやりがいを口にして、笑顔を見せた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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