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【海外発!Breaking News】編集済みとニキビ顔の写真を並べて晒す27歳女性がパワフルなメッセージ「素の自分を好きになろう」(英)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年3月31日 23時30分

重症のニキビを編集した顔と素のままの顔を並べた写真をInstagramに投稿し、パワフルなメッセージを伝える女性がいる。女性はニキビが原因でいじめにもあったが、ある日「そのままの自分を好きになろう」と決意し、長い間ニキビを隠し続けてきた自分と決別したという。「同じ悩みを持つ人をインスパイアできれば」と語る女性を『The Daily Star』などが伝えた。

英ロンドンに住むマイア・グレイさん(Maia Gray、27)がニキビに悩むようになったのは、今から14年前の13歳の頃だった。

中学生だったマイアさんは当初、それほど人目を気にしていなかったが英語の授業中、クラスメートに「あなた、化粧をしたら可愛く見えるわよ」と言われ、その日のうちに母親に頼み込み化粧品を買ってもらったという。

こうしてマイアさんは化粧でニキビを隠すようになり、次第に学校に行く前の化粧が欠かせなくなった。マイアさんのケースは重症で赤ニキビからさらに進行し、皮膚が炎症を起こして膿瘍、結節が多発する「嚢胞性ざ瘡」となった。

マイアさんは「毎朝早起きをして化粧をし、さらに昼食の時間に化粧直しをするようになったの。でもそのことでニキビは悪化の一途をたどったのよ。私はそのうち家でも化粧をするようになり、家族にでさえニキビを隠すようになったの」とドツボにはまっていったことを明かし、このように続けた。

「そしてニキビが悪化するといじめが酷くなり、転校も考えるようなった。学校を休むことも多くなったの。私は自信を失くし、『自分は生きている価値がないのではないか』とまで考えるようになっていったわ。」



どん底まで追い詰められたマイアさんだったがある朝、「ニキビはきっとすぐには治らない。自分のことをこの先ずっと忌み嫌い、ネガティブに過ごすのか。それとも自分を敵に回すのではなく、自分が自分のベストフレンドになるのか…。私には2つの選択肢がある」と考え、「自分が積極的に変わっていこう」と決意したという。



ちなみにマイアさんがInstagramに初めて自分の素顔の写真を投稿したのは2020年9月で、当時のことを「それまでは何時間もかけて写真を編集していたけど、それをやめたの。ただどうやって変わったのかと言われても答えることはできない。ある日突然、そうできただけ」と振り返る。



マイアさんは「最新のアプリでは2秒で写真編集ができてしまうの。でも私と同じ悩みを持つ人には『編集しなくてもあなたは十分美しい。人と自分を比べることをやめて自分を愛することを始めよう』と伝えたい。私が経験したような思いを他の人には味わって欲しくはないの」と述べ、最後にこんなメッセージを残した。

「ニキビでその人の価値が決まるわけではないし、いじめが勝つことはないわ。私は長い間『自分の肌のことを他の人がどう思うのか』とそんなことばかりを考えて心を閉ざしてきた。でも『肌でその人のことを判断するような人は、器が小さいということ』と思うようにしたの。だって私は何も悪いことはしていないのだから。」

「SNSはある意味フェイクよ。誰もがいつも100%幸せなわけではないし、いい日もあれば悪い日もある。だからありのままの自分を美しいと思うこと、自分は愛されていると思うこと、そして自分らしくあること…。それが最も大切なの!」

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画像は『M A I A ACNE POSITIVITY 2022年3月12日付Instagram「Social media is false.」、2021年11月25日付「Oh, how I wish I could invent a time machine」、2022年3月23日付Instagram「YOUR SKIN IS NOT BAD.」、2022年3月13日付Instagram「It’s so easy to alter our appearance.」、2022年2月14日付Instagram「This is your reminder to not believe everything that is posted online.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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