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【エンタがビタミン♪】浜辺美波、親友は「臓器をあげられる人」 岸井ゆきのが納得も杉野遥亮は困惑

TechinsightJapan 2022年4月3日 14時49分

映画『やがて海へと届く』(公開中)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で実施され、主演の岸井ゆきの、共演の浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、中川龍太郎監督が登壇した。親友同士を演じた岸井と浜辺だが、トークでは“親友の定義”について意外な内容を口にして盛り上げた。

同作は彩瀬まる氏の同名小説が原作。引っ込み思案の真奈(岸井ゆきの)は、自由奔放なすみれ(浜辺美波)と出会い親友になる。しかしある日突然すみれは消息を絶ってしまう。5年後、真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう―。



ストーリーに絡めて“親友”に話が及ぶと「1人います」という岸井ゆきのは「ずっと一緒にいられる。どこかに出かけなくても散歩して3、4時間一緒にいたり…」「いくら話しても知らないことがあるので新鮮。人間は本当に底がない。話しても話しても知らないことがあるし、変わり続けていくし、そういうことを話し続けられるのが一緒にいられるコツなのかな」と自身の親友について語った。



続く浜辺美波は「私が一方的に大好きで親友だったらいいなと思う人はいます。私は何があっても助けたいと思っていますけど、それが相思相愛でなくてもいいかな。全然連絡取らなくても信頼や結びつきを信じているような人」とコメント。さらに“親友の定義”について聞かれると、浜辺はしばらく悩んでから「分かりやすいところで言うと、臓器あげれるとか…」と回答した。これに杉野遥亮が割って入り「臓器あげれる…分かりやすくないですよね」と苦笑したが、岸井が「臓器、困っている人がいたらあげちゃいません?」とにこやかに加勢したので、親友には「何でもできる」と言っていた杉野ですら「えっ!?」と周りをキョロキョロ見回しながら戸惑ってしまった。



このやりとりを聞いていた中崎敏も“親友の定義”について「『代わりに死ねること』かなと思っていたので、『臓器をあげる』というのと似ている部分はあるのかな。親友に対する愛は家族に値する愛だと思う」と渋い声で述べると、杉野も「(胸に)響き渡ってきますね…」と思わず漏らした。

また新生活を迎える人に向けて“仲良くするコツ”を聞かれると、浜辺は「相手の話をしっかり聞くこと。(他には)笑顔が大切」、杉野は「相手に思いやりを持つこと。その先には自分が大切なことや大切にしたい人が見つかると思う」とアドバイスを送った。

「出会いは挨拶から始まりますから。緊張してても『おはよう』と言ってみては?」と勧めた岸井は、最後に同作について「すごく大きなものを見るというよりは、目の前のことに優しい気持ちになってもらえたらという思いもこの作品にはこもっています」と思いを伝え、「『この映画観たよ』って人に伝えることでコミュニケーションが生まれたらすごく嬉しい」と笑顔を見せた。



(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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