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【海外発!Breaking News】ロシア軍の攻撃で亡くなった飼い主のそばを離れない犬(ウクライナ)

TechinsightJapan 2022年4月7日 4時0分

ウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊で撮影された1枚の写真がSNSで拡散している。写真は今月5日にTwitterに投稿されたもので、ロシア軍の攻撃で死亡した男性のそばを離れない1頭の犬が写っていた。『International Business Times』などが伝えている。

東欧最大のメディア『NEXTA』のTwitterに5日、あまりにも切ない1枚の写真が投稿された。

写真は道路に1頭の犬がじっと座っており、そのそばには自転車と飼い主と思われる民間人の男性の遺体が放置されている。

写真には「ロシアの侵攻によって殺された飼い主のそばを離れない犬」と言葉が添えられており、キーウ地域で撮影されたものとある。

実は写真はもともと、ウクライナの動物の権利を訴える団体「Ukrainian animal rights organisation」がInstagramでシェアしたもので、民間人の遺体が多数見つかりゼレンスキー大統領が4日に訪問したブチャで撮影されたものだという。

なお英メディア『Metro』は「今となっては遺体の男性が犬の飼い主かどうかは確認できないが、その可能性は捨てきれない」とし、「犬は遺体から離れず見守っていた」と伝えており、遺体はすでに遺体袋に収容されて別の場所に運ばれたことを明かしている。

ちなみにこの衝撃的な写真には「それまで平和だった街がこんなことになるなんて…。犬はどうしたらいいのか分からないのでしょうね。犬もロシア侵攻の被害者だ」「犬は飼い主に忠実だというけど、これは悲劇」「攻撃を受ける直前まで自転車に乗っていた人でしょう。本当に胸が痛む」「犬もトラウマを抱えてしまうでしょう。この侵攻の傷痕を考えると涙が出てくる」「こんなことが今起きているなんて、信じられない」「ロシア軍は動くもの全て、犬も殺していると聞いた。これは犯罪だ」「プーチンは裁かれるべき」「こんなことは許されてはならない」「ロシアはこれをどうやって否定するのか」といった声があがっている。

ウクライナでは2月末にも、ロシア軍に攻撃され1頭だけ生き残った犬が飼い主の遺体に寄り添う姿が捉えられ、多くの人の涙を誘った。

画像2枚目は『NEXTA 2022年4月5日付Twitter「The dog does not leave its owner」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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